日産自動車が開発した「アラウンドビューモニター」は、2007年秋にE51系エルグランドに初めて採用され、以後C25系セレナ等に続々と採用されて好評を得ています。アラウンドビューモニターは、車両の前後左右に取り付けた4個の超広角(180度)高解像度カメラから得た映像を、車両上方から見下ろしたような映像としてディスプレイに表示する技術で、縦列駐車や車庫入れなどを行う際に、自車と路面の駐車枠との関係が一目で分かり、ドライバーのスムーズな駐車を可能にします。 さて、日産自動車は「アラウンドビューモニター」に関してどのような特許を出願しているのでしょうか? 私は独立行政法人工業所有権情報・研修館の特許電子図書館で特許を検索してみました。 先ずは公報テキスト検索のページを開いて、出願人と請求の範囲の欄に検索キーワードを入力。出願人のキーワードはもちろん「日産自動車」。請求の範囲には取りあえず「カメラ、