シェルスクリプトでの条件分岐ではifがよく使われる。 しかし条件分岐の方法はifだけではなく、caseも使いやすい場合がある。 このページではシェルスクリプトでのcaseの使い方についてお伝えしよう。 条件分岐をさせるcase caseとは? caseとは条件にマッチしたケースで処理を決めていくパターンだ。 例えば、変数の値が「appleであればリンゴを表示」「orangeであればオレンジを表示」「grapeであればブドウを表示」というプログラムがあったとき、caseを使うと便利だ。 ifでももちろん表現できるが、caseの方が使いやすい。 caseはC言語のswitchに相当する。if文とくらべると複雑な条件はたてるのには向いていない。caseでできることはifでも可能なので、現にPythonなどではcaseにあたる文法は存在しない。 しかし一つの変数で多くの分岐選択肢を設定できるので、