米ワシントン近郊の国防総省(2023年5月10日撮影、資料写真)。(c)Daniel SLIM / AFP 【5月23日 AFP】米国防総省の本庁舎(通称ペンタゴン、Pentagon)付近で爆発が起きたとするフェイク画像が22日、インターネット上で一時拡散し、株式市場で株価が数分にわたって急落するなどの混乱が生じた。人工知能(AI)で作成されたものとみられ、生成AIの危険性をめぐり改めて議論を呼びそうだ。 複数のアカウントによって拡散された画像について、国防総省の報道官は「誤情報であり、ペンタゴンはきょう、攻撃されていない」と語り、事実ではないと否定した。 ペンタゴンがあるバージニア州アーリントン(Arlington)の消防局も、庁舎やその周辺で爆発や事件は起きていない旨をソーシャルメディアに投稿した。 ツイッター(Twitter)でこの画像を拡散した投稿のうち、AFPが確認した最も早いも