損傷した脳細胞同士のコミュニケーションを回復する方法が見つかった(画像はイメージです) Vink Fan/Shutterstock <「治す」ことこそできないが、認知機能は回復し、寿命が尽きるまで深刻な症状を経験せずに済むほど進行を遅らせる可能性があるという> 科学者たちが、マウスを使った実験で、損傷した脳細胞間の通信を回復させることで、アルツハイマー型認知症の症状を改善させることに成功した。進行を食い止めるだけでなく、認知機能を回復させる可能性のある新たな治療法の誕生を期待させる研究結果だ。 【動画】「ママ...バイバイ」 6歳で話せなくなる「子供の認知症」患者の少女と母の会話...反響呼んだ動画 米疾病対策センター(CDC)によれば、アメリカでは現在およそ580万人がアルツハイマー病を患っている。進行性脳疾患のアルツハイマー病は最も一般的な種類の認知症であり、思考、記憶や言語をつかさど