リーダーの資質がある女の子も多くいるが、無理強いは厳禁 岩手県の公立小学校に勤める古舘良純氏は、何度も6年生を受け持った経験を振り返りながら語る。 「なぜあの年の6年生はあんなに元気だったのだろうとか、あの年はなぜ、アクセルを踏んでもなかなか調子が上がらなかったのだろうとか。振り返ると、その年の安定感を左右するキーパーソンとして、女子児童の存在が大きかったのではないかと思うようになったのです」 成育過程において、子どもたちが性別を理由にしたステレオタイプな扱いを受けるケースはまだまだ多くある。それは女子児童の行動にも影響を及ぼすだろう。2023年に公表された調査(※)では、「リーダーとしての能力に自信がある」と答えた日本の女の子の割合は27%。調査を行った世界19カ国の平均である62%を大きく下回った。近年は幼少期からのジェンダーステレオタイプも問題視されており、小学校の教員にもフラットな
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