ウィーンで見つかったローマ時代の集団墓地には、150人以上が埋葬されたとみられる/Urban Archeology Vienna (CNN) オーストリア首都ウィーンのサッカー場を改修中に見つかった大量の人骨について、現場はローマ時代の戦闘に参加した100人を超える兵士たちの集団墓地だったことが分かった。 ウィーン博物館に属する都市考古学局によると、これらの大量の人骨は昨年10月下旬、現場で工事に携わる建設会社が発見した。 同博物館並びに発掘企業から集まった考古学者と人類学者が発掘したところ、少なくとも129体分の人骨が出土した。ウィーン博物館が2日、報道向けの発表で明らかにした。 しかし実際に現場にあった人骨の合計は150体分を超えると推計される。当初の建設作業時に、多数の骨を移動させていたからだ。これらの骨は長さ約4.8メートルの穴の中にあった。 人骨が秩序立って埋葬されていないことか
