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ブックマーク / koken-publication.com (3)

  • ネトウヨとは誰なのか?【池内恵】【鈴木一人】【遠藤乾】

    『公研』2018年11月号 池内 恵・東京大学教授×鈴木 一人・北海道大学教授×遠藤 乾・北海道大学教授 インターネット上では、政治や社会の問題をめぐって活発な意見が交わされるようになった。しかし、そこには著しい偏りを持った意見も蔓延している。ネット上の意見が実際の政治に影響を与え始めている今、我々はこのツールとどのように向き合うべきだろうか。 ネット上の意見に政治が即応している 遠藤 鈴木さんと池内さんはTwitterにアカウントを持って積極的に情報を発信していて、時に炎上(批判的なコメントが殺到して収拾がつかなくなる状況)したりしていますね(笑)。今日は、ネット上の意見はどのような人たちによっていかにして構築されているのか、そしてそれらが現実社会に与えている影響について、お二人の実体験も踏まえながら考えてみたいと思います。 WEB上の意見の盛り上がりが実際の政治を動かす例と言えば、やは

    ネトウヨとは誰なのか?【池内恵】【鈴木一人】【遠藤乾】
  • 欧州“新右翼政党”の研究ーーなぜリベラリズムが排外主義に転じるのか

    『公研』2013年7月号「対話」 水島 治郎・千葉大学法経学部教授×古賀 光生・中央大学法学部准教授 オランダやデンマークなど先進各国で移民や難民の排斥を主張する「新右翼政党」が台頭している。 欧州に拡がる「不寛容」の背景には何があるのか? 新右翼政党とは何か? 古賀 欧州では、フランスやオーストリアで伝統的に右翼政党あるいは排外主義政党が比較的強い傾向にありました。例えばフランスでは、産業構造の転換に時間がかかった結果、高失業率、構造的な失業が社会問題となり、フランス共産党のような左派政党を支持していた労働者層が右派政党の国民戦線を支持するようになるというロジックが指摘されていました。 ところが、水島先生が昨年発表された『反転する福祉国家──オランダモデルの光と影』(二〇一二年、岩波書店)で指摘されているように、二〇〇二年以降労働市場の徹底的な改革に成功したと目され、経済状況も良好だった

    欧州“新右翼政党”の研究ーーなぜリベラリズムが排外主義に転じるのか
  • 自民党の構造と政党政治のゆくえ  政治改革で見落とされた論点とは?【中北浩爾】【河野有理】

    『公研』2024年1月号「対話」 ※肩書き等は掲載時のものです。※この「対話」は2023年12月に収録しています。 自民党派閥のパーティー券裏金化問題が世間を騒がせている。 この問題の背景には何があるのだろうか、派閥の行く末は? SNS上では政治や宗教に対する過剰なバッシングも見られる中、 日政治の現状と過去、今後の見通しについて語っていただいた。 中央大学法学部教授 中北浩爾 × 法政大学法学部政治学科教授 河野有理 パーティー券問題に潜む「無責任の体系」 河野 日は「政治改革で見落とされた論点とは?」というテーマで自民党や日政治の今後について考えていきたいと思います。早速ですが、今回発覚した自民党のパーティー券裏金化問題について、中北先生はどのように見ていらっしゃいますか。 中北 今回の問題を理解しようとしたとき、私は丸山眞男の「無責任の体系」という議論を想起しました。メディアな

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