2023年6月のWWDCで発表されていたmacOSの新バージョンが、9月27日付けで公開された。バージョンは14となり、「macOS Sonoma」と呼ばれる事になる。 新機能についてはすでに多数のニュースメディアが報じているところだが、大きな進化として注目されているのが、iOSと同じようにデスクトップのどこにでも「ウィジェット」を配置できる機能だ。 これまでmacOSでは、こうした小機能は画面右上に表示される「通知センター」にまとめられており、必要に応じてメニューバーから呼び出す方式だった。これがウィジェット化したことにより、お気に入りの機能を常時デスクトップ上に固定できるようになった。 デスクトップOSのスマートOS化とも思える機能だが、1984年に就職して以来ずっとコンピュータを扱い続けてきたオジサンからすれば、「デスクトップにウィジェット」が今さら新機能として紹介されても、ピンと来
東大がMacを“標準パソコン”とする理由 東大生協では、2016年に「駒場モデルパソコン」(以下、駒場モデル)を企画し、標準パソコンとしてMacBookシリーズの販売を開始した。 当時13インチMacBook Airを駒場モデルとしていた東大生協。以来AppleのMacBookシリーズの中から「パソコンを必要とする学生が、一番コストパフォーマンスの良さを実感できるマシンを駒場モデルとして選定している」と杉田店長は切りだした。 筆者が東大生協を訪問した際には、Apple M2シリコンを搭載する13インチMacBook Airが駒場モデルとして販売されていた。ストレージ容量は256GB。「学生たちが学業だけでなく、さまざまな用途に快適に使えるように」という意図から、メインメモリは16GBにカスタマイズにしている。カラバリは、スペースグレイ、またはスターライトより選べる。 そもそも、なぜMacB
AppleのGame Porting Toolkitを利用しDirectX 12対応のWindowsゲームをMaで実行できるようにするWineラッパー「Whisky」が公開されています。詳細は以下から。 Appleは現地時間2023年06月05日より開催している世界開発者会議(WWDC23)の中で、ゲームデベロッパーが自身が開発するWindowsゲームをMacへ移植(Port)するのを支援するために、Windowゲームの実行ファイル(.exe)をApple Siliconで実行できるようにするツール「Game Porting Toolkit」を発表し、このGame Porting Toolkitが互換レイヤー「Wine」をベースにしたものだということが確認されていますが、 Wineは古く(1993年)から開発されているオープンソースプロジェクトで、Wineを利用した多くのプロジェクトが既に
macOS上でWindowsアプリを実行する 無償のWindowsエミュレータ「Wine」を使うと、macOS上でWindowsアプリが実行できる。Windows OSのライセンス料も不要だ。Armプロセッサを搭載したMacでも、x86/x64のWindowsアプリの実行ができる。Wineのインストール方法と基本的な設定について解説する。 Webサービスが普及し、1日の作業のほとんどがWebブラウザ上で完結しているという人も増えているのではないだろうか。Windows OSでなくても、仕事に困らなくなっては来ている。一方で、やっぱり幾つかのWindowsアプリが動かない環境では仕事にならない、という人もいるだろう。 筆者もテキストエディタの「秀丸」に仕事環境を依存しており、原稿執筆やHTMLへの変換になくてはならないツールとなっている。特にテキストからHTMLに変換するマクロは、継ぎ足して
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く