受託開発って、下請けの仕事だし、お客さんの言われたとおりに作んなきゃいけないし、なんかツマンないよね? やっぱIT業界は、自社製品とかサービスを作ってナンボの世界でしょ? そんな勘違いを、今回もきたみりゅうじがぶった切ります。 ひと頃のピークを過ぎたとはいえ、IT業界といえばやはり花ざかりなネット企業。自前のサービスを世に問うて、自らの技術力を頼りに突き進む。当たり前にネットが使われるようになった現在だからこそ、目立つ存在になってます。一方、昔ながらの受託開発はというと? なんか「つらい」とか、「しんどそう」とか、「下請けってイヤよね」とか。聞こえてくるのはそんな声ばかり。 えーーーーー? そうなの? 受託開発って、そんな悲しい言葉ばかりが並ぶモノ? はてさて、それは以降の物語をご覧あれ。 「オーダーメイド」と聞いて私が思い浮かべるイメージは、「高いけど物はよさそう」というものです。「よい