神戸市の児童相談所が深夜3時半ごろに助けを求めてきた小学6年生の女子児童を保護せずに追い返していた問題で、神戸市は記者会見で「極めて不適切な対応で、申し訳ない」と謝罪しました。 しかし、当直業務の委託先のNPO法人から派遣された男性相談員はインターフォン越しに「警察に相談しなさい」と伝え、児童を保護せず、そのまま帰らせたということです。 女子児童は1人で近くの交番に駆け込み、警察から連絡を受けた児童相談所が虐待事案として保護しました。 これについて、児童相談所を所管する神戸市の吉井良英家庭支援課長らが記者会見し「対応した職員は『年齢が高く見えた』と話しているが、子どもである以上、児童相談所で対応しなければならない事案だった」と述べ、NPOに対して文書で再発防止を指導したことを明らかにしました。 そのうえで「非常に不適切な対応で弁解の余地がなく反省している。助けを求めたにもかかわらず、追い返
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