総務省が各省庁の入札関連情報をまとめたホームページ(HP)で、宮内庁などが通信ネットワークで使っている機器の型番やソフトウェア名など機密性の高い情報がそのまま公開されていたことがわかった。 専門家は「ネットワークの詳細な情報はサイバー攻撃に悪用される恐れがある」と指摘。宮内庁は今月、詳細情報を削除し、総務省は公開資料を差し替えた。 公開されていたのは、公共サービスに民間事業者の参入を促すために国が導入した「官民競争入札制度」の対象事業の入札仕様書などの資料。入札の透明性確保のため、総務省が各省庁から提供を受けた資料をHP上に公開している。
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