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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (17)

  • 美味しすぎてマズイ、ふるさと納税のカラクリ

    何万種類もの景品から好きなものを選べるし、ふるさと納税最高!……で当に良いのか AlexRaths-iStock., FutoshiHamaguchi-iStock., monticelllo-iStock., Chrisho-iStock. (clockwise from top) 年末年始は帰省した? 久しぶりに懐かしい街をみて、「お世話になったな~、何か恩返ししたいな~、でもあまりお金をかけられないな~」と思った人もいるかもしれない。そんな人に、超お勧めのオカシな制度がある。はい! それは「ふるさと納税」だ。 たびたびメディアで紹介されているふるさと納税だが、ほとんどの場合、ちやほやされているだけ。制度の当の効果については検討されていない。その深いところまでを、ここできちんと考えてみよう。 ふるさと納税の仕組みは簡単だ。好きな自治体に寄付をすると2000円が自己負担になり、残りの

    美味しすぎてマズイ、ふるさと納税のカラクリ
  • マイナンバー歴44年の僕から一言

    あなたのマイナンバーは届いたかな? 実は僕、皆さんより一足先にマイナンバーを持っているんだ。なんと44年前からね。 ということで今回は"マイナンバーの先輩"として色々話させてもらいましょう。 もちろん、僕が持っているのはアメリカのものだから、正確にいうと「マイナンバー」ではない。アメリカの場合はSocial Security Number(社会保障番号、略してSSN)と呼ばれている。 考えてみれば英語で「マイナンバー」とは「私の番号」という意味。"Can I have your my number?"(あなたの私の番号を教えてください)は、結構ばかばかしいセンテンスとなってしまう。日の役所の方々は英語でやり取りするときはどう対応するのかな? 時は1936年、大恐慌の真っ最中だった。ニューディール政策の一環として発足した社会保障プログラムに合わせ、SSNは発行された。当時は年金の管理用だっ

    マイナンバー歴44年の僕から一言
  • アメリカ人だからか、語りきれなかったみたい

    同じ敗戦国のドイツはしばしば日の比較対象にされる(写真は今年5月にロシアの無名戦士の墓を訪れたドイツのメルケル首相) Maxim Shemetov-REUTERS 前回のコラムに対する皆さんの反応が実に熱い。 寄せられた感想やコメントは全部ありがたく拝読させていただいた。 中には少し勘違いされていると思われる部分もあり、僕の伝え方が不十分だったことに気づかせてもらった。 ということで、今回はコラムの補足として少し加えさせてもらいたい。コラムじゃないからお笑いは抜きでね。 補足するのは、「第二次大戦の死亡者数」、「靖国参拝」、「ドイツのお詫び」、「僕」の4つ。それぞれについて検証したい。ちなみに、いただいたコメントへのそれぞれの僕のレスポンスはだいたい同じで、それは「世界の見解が間違っていたとしても日の皆さんはそれを知るべきではないか」ということだ。 日国内の「常識」のみからでは、世

    アメリカ人だからか、語りきれなかったみたい
  • 首相談話についても、アメリカ人なので語りません | パックン(パトリック・ハーラン) | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    お待たせしました! 大好評の「むかつくアメリカ人シリーズ」第二弾! 前回は憲法や安保法案をテーマにしたが、今回は首相談話を取り上げようと思っている。また微妙な話題だからまたお断りから: まず、覚えておいてほしいのは、僕は日が大好きってこと! 大人になってこの国を選び、日に住んでいる。日人女性と結婚し、日人の子供が2人いる。そして、日に骨をうずめる! 気持ちの大半は日人だし、心から日を愛している。自分でも驚きだが、日での生活が僕の人生の半分を占める。 しかし、僕がアメリカ人であることも忘れてはならない。もちろん、過去の戦争の責任は日単独のものではない。戦前も、戦時中も、戦後でさえアメリカは山ほど悪いことをしている。この後「お詫び」の話がでるけど、「まずはアメリカからどうぞ」と言われて当然だ。当にひどかった(今もひどい)と思う。代表として心からお詫びします。 でも、僕の謝罪

    首相談話についても、アメリカ人なので語りません | パックン(パトリック・ハーラン) | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
  • MERSの治療薬を北朝鮮が開発

    韓国で猛威を振るう致死性の呼吸器疾患「中東呼吸器症候群」(MERS)に先週、思いもよらぬ救世主が現れた。 北朝鮮が、核兵器開発やユニコーン探しの手を休め、「MERSを治せる特効薬」を開発したと発表したのだ。この特効薬は、エボラ出血熱やエイズ(後天性免疫不全症候群)、癌、そのほか多数の病気にも効く万能薬だという。 科学・医学研究の水準の高さで名を轟かせているとは言い難い北朝鮮だが、国営の朝鮮中央通信(KCNA)によると、北朝鮮の科学者たちの手により、「クムダン2」と呼ばれるワクチンが開発されたという。 クムダン2の原料は、レアアース(希土類元素)を混ぜた化学肥料を作って育てられた高麗人参の根から採取される生薬のようだ。 韓国政府は今週初め、MERSによる27人目の死者が出たと発表した。またMERSに感染した患者数は計172件に達した。 タイでも、同国で初となるMERSの症例が発表された。中東

    MERSの治療薬を北朝鮮が開発
    ninjatottori
    ninjatottori 2015/06/29
    大川隆法みたいな芸風になってきたな
  • 「スナップチャット、お前もか」の創業ウラ話

    フェイスブックのあまり美しくない創業物語は有名だ。ハーバード大学の学生を結ぶソーシャルネットワークのしくみは、もともと同大学の上級生のウィンクルフォス兄弟によるアイデアだったが、プログラムを任されたマーク・ザッカーバーグが取ってしまったとか、創設時にCFOを務めていた共同創設者を追い出したといったような話だ。 同様の創業話は、最近IPO(新規株公開)を果たしたツイッターにもある。3人の共同創業者や現在のCEOの間で、勢力争いや足の引っ張り合いがあったということが、最近明らかになっている。かねがね仲が悪いという噂はあったが、同社のCEOが何度も入れ替わったのはそういうことかと、みな納得したはずである。 最近、フェイスブックやグーグルからの30~40億ドル規模の買収話を蹴ったことで話題になったスナップチャットでも同じようなことがあったようだ。スナップチャットは、写真やビデオでチャットができるサ

  • 社員旅行で眺めた日本

    5月中旬、友人から携帯にメッセージが届いた。「日では日酒と、冷たいビールと、冷たい牛乳と、冷たいジュースと、冷たい水道水をそのまま飲んでも、わたしのお腹はなんともない! まだまだべたい飲みたいと思うくらい。中国ならそんなことをしたら1日もしないうちにバッタリだわ。ここは当に素晴らしい国!」 中国IT関連企業に勤めるチャンさんは、社員旅行で初めての日滞在中だった。毎日のように彼女から届く写真とメッセージを見て、6日間の滞在を終えて帰国したチャンさんにお願いして仲の良い同僚のシュウさん、モンさん、ビンさんに集まってもらった。チャンさんが得意げに温泉地から送ってきた写真に浴衣と丹前を上手に着こなして仲良く写っていた男性3人組だ。 残業で遅くなる、というビンさんを待たずに、4人で鍋を囲みながらおしゃべりが始まった。 ――旅行に参加したのは何人くらい? シュウ:うちの社員は20人、あと旅

  • 独裁政権の裏をかくハッカーたちの頭脳戦

    先週、エジプト政府が国内のインターネット網を遮断してから数時間後、意外な連中が状況打開に乗り出した。世界の「ハッカー」たちだ。 すべての始まりは、アメリカ起業家シャービン・ピシェバーがネットが遮断直後にツイッターに書き込んだメッセージ。エジプトにある普通のノートパソコンをインターネットルーターに転換するソフトウェアを現地に送りたい、そのために力を貸してほしいというものだ。このソフトを使って、パソコンからパソコンへメッセージを順次送っていく形の通信網「メッシュネットワーク」を作ろうというのだ。 世界の技術者たちはこのメッセージを次々に広め、「オープン・メッシュ・プロジェクト」への協力を申し出た。ルーター機能を生かせば近くの人との通信は可能になる。もしネットワーク内の1台がダメになっても、別のパソコンを通じたルートを探してメッセージを伝達できる。「携帯型の臨時ネットワークは作れる」とピシェバ

    独裁政権の裏をかくハッカーたちの頭脳戦
    ninjatottori
    ninjatottori 2011/02/07
    メッシュネットワーク、おもしろい。
  • 俺たちが生きる戦場の日常 | Picture Power | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    In Memoriam: Tim Hetherington 1970-2011 Photographs by Tim Hetherington In Memoriam: Tim Hetherington 1970-2011 Photographs by Tim Hetherington 物資の補給にヘリコプターは欠かせない。「戦争は多くの矛盾をはらんでいる。残忍さと勇敢さ、喜劇と悲劇、友情、憎しみ、愛、倦怠感……『戦争』そのものを撮るよりも、こうした矛盾を伝えたかった」ヘザーリントンは語る 今朝メールを開くと、ティム・ヘザーリントンがリビアで亡くなったと短く書かれていた。西部ミスラタで取材中に砲撃を受け、まもなく失血死した。ティムとの付き合いはもう10年以上になるだろうか、誌の写真特集ページ「ピクチャー・パワー」などで幾度となく一緒に仕事をしてきた。だが、残念ながら写真集『 INFIDE

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    ninjatottori
    ninjatottori 2010/12/02
    なぜ「異教徒」なのかって?「敵がラジオで俺らをこう呼んでいるからさ」
  • 超訳FRB「米景気はお先真っ暗」

    大丈夫? バーナンキFRB議長の発言は株式市場や各国政府の政策に大きな影響力をもつ Jim Young-Reuters FRB(米連邦準備理事会)のベン・バーナンキ議長は、注目された11月3日の連邦公開市場委員会(FOMC)の後声明を発表し、景気の見通しや今後数カ月間のFRBの対応について説明した。 こうした声明はほぼ6週間おきに出され、株式市場や各国政府の政策に影響を与える。だが、その中身は専門用語のオンパレードで、一般の読者が理解するのはほぼ不可能だ。 そこでスレート・ドットコムはナショナル・パブリック・ラジオのグローバル経済情報チャネル「プラネットマネー」と協力して、FRBの声明をシンプルな表現に翻訳してみた。中央銀行語の固苦しい表現と、日常的な言葉遣いに言い換えた翻訳版を読み比べてみよう。 ■原文 9月のFOMC以降に入手した情報は、生産及び雇用の回復ペースが依然として遅いことを示

  • アメリカの家の前にはなぜ芝生があるのか? | やじうまUSAウォッチ | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    アメリカの郊外住宅地のアーキタイプ、レヴィッタウン 「Get off my lawn(わしの芝生から立ち退け)!」 映画『グラン・トリノ』で、ライフルを構えたクリント・イーストウッドがチンピラたちに怒鳴った時、アメリカ映画館では爆笑が起こった。 なんで? アメリカ人に聞いてみると、あのセリフは頑固ジジイが庭に入って来た近所の悪ガキを叱る時の常套句だそうだ。昔、日にもいたでしょ。子供嫌いのジイさん。野球のボールがそのジイさんの庭に落ちたりすると怖くて入れないわけ。 でも、アメリカの場合、芝生にはもっと重要な意味がある。アメリカン・ドリームの象徴なのだ。 自分が生まれて初めて芝生を持ったのは2007年。住宅バブルのピークで家を買ったのだから大馬鹿だったが、それは置いといて、感慨深かったのは、前庭の芝生に立った時だ。 アメリカ映画テレビで観た一戸建てには必ず前庭に芝生がついていた。わずか1

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  • アメリカ高学歴エリートたたきの危うさ | アメリカ | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    中間選挙を前に、能力主義で逆境を克服し成功したオバマのようなエリートへの反発が噴出、政敵の格好の攻撃材料になっている 1958年、イギリスの社会学者で労働党の政治家マイケル・ヤングは、イギリスの支配階級が自らを解体し、あらゆる世襲権力を廃止し、その代わりに知能指数(IQ)に基づく「メリトクラシー(能力主義社会)」を作り出す未来を描いた(風刺小説『メリトクラシーの法則』)。 物語の中で、学問的才能に恵まれた労働者階級の人々は喜んでエリート層の一員となる。しかし才能がない人々はエリート層に対して、かつての貴族階級に対してよりさらに激しい恨みを抱く。2034年にはこの恨みが、暴力的で大衆迎合的なポピュリスト革命を引き起こし、メリトクラシーは一掃される。 当時からずっと、ヤングの小説アメリカに対する警鐘だと一部の人々は受け止めてきた。72年にアメリカの社会学者ダニエル・ベルはこの物語を引用し、驚

  • 米中「貿易戦争」を覚悟せよ | ビジネス | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    一触即発 中国が人民元切り上げに応じなければ、アメリカは「報復関税」を課すかもしれない Jason Lee-Reuters スムート・ホーリー法の歴史を知っている人なら、間もなく米中貿易戦争が勃発すると聞いて平常心ではいられないだろう。1930年、米フーバー政権は国内農業を守るため、外国からの輸入品の関税を記録的な水準に引き上げるスムート・ホーリー法を施行。諸外国が報復措置としてアメリカの輸出品に高い関税をかけたため、世界経済は停滞した。 米中は今、当時のような貿易戦争に向かって突き進んでいる。しかも、貿易戦争が勃発したほうがプラスになる可能性が高い。 スムート・ホーリー法は世界大恐慌を引き起こした直接の原因ではないが、世界的な報復合戦を招き、大恐慌をさらに深刻化させたのは確かだ。グローバル経済の回復が完全でないなか、人民元の切り上げを拒む中国に対してアメリカが対抗措置を取れば、かつてと同

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  • 『キッズ・アー・オールライト』 あの娘の家にはママが2人

    ウチのはす向かいの家のジョアナちゃんにはお父さんが2人いる。 両親は同性カップルなのだ。 ウチはイーストベイと呼ばれる、サンフランシスコから橋を渡った東岸にある。サンフランシスコ、特にカストロ地区は世界最大のゲイ・タウンとして知られている。数万のゲイやレズビアンの人々が住み、ゲイバーやクラブが並び、深夜を過ぎてもネオンが輝き、音楽があふれ、笑い声が絶えない、きらびやかでにぎやかで、まさにflamboyantな(けばけばしい)街だ。 しかし、ゲイの人も家族を持ち、子どもができると、だんだんとサンフランシスコを出て、その周辺の郊外住宅地に移っていく。子どものためにもっと静かで健全で安全な環境を、もっと偏差値の高い学校を、と親が求めるものはみんな一緒。それで、ここイーストベイには子持ちのゲイ・カップルが多いというわけ。 ウチの娘は幼稚園の頃から、友達に同性カップルの子が何人もいたから慣れてしまっ

    『キッズ・アー・オールライト』 あの娘の家にはママが2人
  • 勝者はグーグル、敗者は中国

    けんかの行方 当初はすごんで見せた中国政府だが、やはりグーグルなしでは生きられない? Jason Lee-Reuters ついにグーグル中国政府とのけんかに勝った。7月9日、同社は中国政府から事業免許の更新を認められたと発表した。グーグルを叩き出すと息巻いていた中国政府が強硬姿勢を一歩後退させた形だ。 中国政府とグーグルの間では今年に入って、検閲、人権、ウェブ上の情報の自由をめぐって対立が続いていた。 3月には、中国政府による検閲を避けるために、グーグルが自社の中国版サイトから香港版サイトへの自動転送を開始した。つまり中国グーグルにアクセスすると、検閲のない香港版グーグルのサイトに自動的に転送されるようにしたのだ。たとえばチベット問題に関して、中国土のネットユーザーが自由に情報に触れられるようにすることが狙いだった。 この措置に対して、中国政府は激しく反発。中国の国内で事業を行うため

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