Microsoftも、Appleも、Oracleも――IT大手はなぜ“訴訟戦法”に走るのか(1/2 ページ) 小型コンピュータビジネスの歴史(メインフレーム時代後、ということだ)において常に言えることの1つは、革新を生み出す企業と、主に訴訟によって存続している企業の間には根本的な違いがあるということだ。これらの企業は時に逆の立場に立つこともあるが、訴訟の側にあまりに多くの時間を費やすようになると、どちらの側でもなくなってしまう。次第に無価値な存在になっていくからだ。たいていの場合、そうした企業はよりよい製品を作ることではなく、気にくわないやり方で新しいものを作った企業と戦うことにエネルギーを注ぐ。 その初期の例が、1980年代初めにこのビジネスにかかわっていた人以外、誰も覚えていないであろう企業の悲しい物語だ。このAshton-Tateという企業は初め、小型コンピュータ向けの便利なデータベ
![Microsoftも、Appleも、Oracleも――IT大手はなぜ“訴訟戦法”に走るのか](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a8896f8ff3489bbbcbbc8cfd0206b3ad4067f64e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fimages%2Flogo%2F1200x630_500x500_news.gif)