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約260名の業界関係者が集った業界懇親会。思惑はさまざまだろうが、 知的財産の保護という点で一致団結しようという機運は感じ取れた。 6月20日、違法ダウンロードを罰則化する著作権法改正案が可決・成立したわけだが、奇しくも同日、椿山荘(東京都・文京区)で知的財産の保護活動推進を目的とした「第一回 業界団体懇親会」が開催された。 この”業界”とはアダルト業界である。アダルトコンテンツメーカー(AV、アダルトゲームなど)、レンタル店、販売店などで構成される業界団体(コンテンツ・ソフト協同組合、ビジュアルソフト・コンテンツ産業協同組合、日本映像ソフト制作・販売倫理機構、一般社団法人東日本コンテンツ・ソフト、全日本ビデオ倫理審査会)が知的財産の保護を目的に昨年5月、特定非営利活動法人「知的財産振興協会」(IPPA)を設立した。その第一回目の懇親会が開かれたという次第なのだが、そもそもメーカーの対立に
財務省などのホームページ(HP)がサイバー攻撃を受けている問題で、国際ハッカー集団「アノニマス」のメンバーの一人が28日、読売新聞の取材に応じ、「攻撃は自分たちの行為」と認めた上で、「(違法ダウンロードを罰則化する)改正著作権法が修正されるまでハッキングを続ける」と述べた。 これまでの被害はHPの不具合などにとどまっているが、海外では大規模な情報流出に発展したケースもあり、警視庁は不正アクセス禁止法違反容疑などで本格捜査に乗り出す方針。 メールやチャットでの取材に応じたのは、アノニマスが情報交換を行っている交流サイトで、日本政府などを標的とした「オペレーション・ジャパン(対日作戦)」のページを管理する9人の中の一人。一連の攻撃を指示したり、標的を決めたりする投稿をしている。 今回の攻撃のきっかけについては「電子版の新聞で日本の著作権法が改正されたと知ったから」と明かし、「数曲の音楽をダウン
開会中の国会で著作権法が改正された。違法配信と知りながらインターネットのサイトから音楽や動画をダウンロードし、自分のスマートフォンやパソコンに取り込むと刑事罰が科される。2年以下の懲役または200万円以下の罰金だ。 罰則化したからといって違法配信はなくなりそうにない。「通信の秘密」にも関わる問題だ。運用を注意深く見守り、必要なら法の再改正も考えたい。 ネット上には著作権者の許諾を得ていないデータがあふれている。日本レコード協会によると楽曲が違法にダウンロードされる件数は年間43億6千万件。正規の音楽配信の10倍で、損失は6683億円にのぼるという。 現状を放置したのでは音楽、映像の文化や産業の将来も危うくなる。対策は必要だ。 だからといって一直線に罰則化することには疑問も残る。 ネット上の音楽、映像のどれが合法でどれが違法か、普通の人には見分けがつきにくい。利用者には未成年も多い
6月15日に可決された「私的違法ダウンロード刑罰化法案」。これまでも違法にアップロードされた物と知りながらダウンロードした際は違法ではあったが、罰則が設けられていなかったのだ。今回の「私的違法ダウンロード刑罰化法案」ではこれに罰則規定が設けられ、2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金とされた。 さらに追加規定として暗号技術を用いて複製保護されているDVDのリッピングが違法化。私的利用も認められておらず違法となる(罰則はない)。複製装置およびプログラムを提供する側には刑事罰が科せられ3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金、または併科となる。コピーガードの複製防止プログラムが施されていないCDは違法化の対象外となる。 「私的違法ダウンロード刑罰化法案」で一番怖いのは 今回可決された「私的違法ダウンロード刑罰化法案」で最も怖いのは、誰でも簡単に手を出せてしまう容易さである。パソコンやイン
「海賊版」と知りながら音楽や動画をインターネットからダウンロードする行為に「2年以下の懲役、または200万円以下の罰金」を科す改正著作権法が国会で成立した。10月1日から施行される。何をしたら罰則の対象となるのか、そもそも罰則はなぜ必要とされたのか。現時点で分かっていることを一問一答形式でまとめた。(織田淳嗣) ◆罰則の対象は? 本来は有料の音楽や動画を、海賊版と知りながらパソコンや携帯端末に保存する行為(ダウンロード)。以前は私的使用目的なら合法だったが、平成22年1月から違法とされ、今回の改正で罰則が設けられた。 ◆違法なファイルを見分けられる? 日本レコード協会は平成20年から、正規配信のサイトに表示する「エルマーク」の普及を進めている。しかし、動画サイトなどに登録されているファイルの一つ一つの違法性を判別するのは不可能に近い。 ◆視聴するだけで、保存しなければいい? ファイル共有ソ
6/11に一般社団法人 日本レコード協会のサイトで「THE RECORD 2012年6月号」が公開されました。この中に、毎年特集されている「世界の音楽産業」の2011年版が掲載されています。今年もこの特集から2011年の世界の音楽産業の動向を見てみました。 ※資料はTHE RECORD 2012年6月号(PDF)より。 ※為替レートは1ドル=79.74円。 ※最新の売上は【2017年】世界の音楽の売上高上位20ヶ国の売上動向を見てください。 ※2008年〜2010年と2012年〜2016年の動向は以下を見てください。 2008年の世界の音楽産業動向 2009年の世界の音楽産業動向 2010年の世界の音楽産業動向 【2012年】世界の音楽の売上高上位20ヶ国の売上状況 【2013年】世界の音楽の売上高上位20ヶ国の売上状況 【2014年】世界の音楽の売上高上位20ヶ国の売上状況 【2015年
先日、あろうことか国会において議員立法でダウンロードの刑事罰化の法案が可決してしまった。これは日本という国の発展にとって由々しき事態である。これはまさに日本の経済の発展にとって非常事態であると言っても過言ではない。しかしながら我々は今現在この日本で暮らしている真っ最中であり、ただ黙って日本が没落していくのを見ていくわけには行かないだろう。そこで、今回はダウンロード刑事罰化について、その問題点と我々が取るべき行動について論じてみようと思う。 これまで見ていたウェブページが見られなくなるか 我々にとって直接的に影響が出ると考えられるのはまずこの点だ。だが待って欲しい。我々はどうやってそのようなコンテンツを避けて通ればいいのだろうか。「このページの閲覧およびコンテンツのダウンロードは違法です」と宣伝しているウェブページがあるだろうか?あるファイルをダウンロードすることが違法だと判別するにはどうす
2012年06月22日17:00 違法ダウンロード刑罰化の次は通信の秘密に踏み込む音楽権利団体 カテゴリセキュリティ とうとう違法ダウンロードの刑罰化が決まってしまった改正著作権法。「音楽著作権管理団体やレコード会社といった音楽ビジネスを行っている側にとっては、売り上げ云々より、違法ダウンロードしている奴らが野放しになっていることが我慢できなかったんだと思う。気持ちはわかるなあ……」と個人で演奏活動と自費制作のCDを売っている知人が感想を述べていた。今後の問題点は、施行される10月1日以降にならないと見えてこないだろう。ただ、今回の改正が決まった結果、注目を集めたのがJASRACを始めとした音楽権利者6団体2社が新たな違法音楽配信対策を推進するというリリースである。 6月4日にJASRACより「音楽権利者6団体2社が新たな違法音楽配信対策を推進」というタイトルでリリースが出ているが、おそら
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