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本に関するnissaxのブックマーク (19)

  • プログラマの数学 第2版 を読んだ - 手段としてのソフトウェア

    結城 浩 さんの「プログラマの数学 第2版」を読みましたので,感想などまとめておくことにいたします。 www.hyuki.com 先日から「リーダブルコード」,「すいません,ほぼ日の経営」に続いてこちら,ということで,なんだか新人とか若手の読書日記みたいになっていますが,いまの自分には必要なことだと思いますので,良しとしましょう。 ただ,kindle 版を購入したのですが,kindle paperwhite だと文字が薄く,濃度調整もできなくて少々難儀しました。iPadkindleアプリなどでは問題なかったので,kindle paperwhite と相性が悪かったようです。 楽しみました 今回もメモなど取りつつ,文中のクイズや証明などにチャレンジしつつ,毎日少しずつ読み進めたのですが,気づけば2週間近くかかっていました。とほほ。でも,たいへん楽しかったです。以降,このを読んで良かっ

    プログラマの数学 第2版 を読んだ - 手段としてのソフトウェア
  • なぜ「面白い物語」は面白いか?『物語論 基礎と応用』: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

    なぜ「面白い物語」は面白いか? トートロジーみたいだが、小説を読んでて、そんな疑問を抱いたことはないだろうか。ひたすら浸っているときは気付かないが、読了後、どうしてあんなに夢中になっていたのか不思議に思ったことはないだろうか。 わたしはある。一般に面白い小説に共通する特徴を洗い出したり、特定の人が面白がる「面白がりかた」を考えることで、おぼろげながら、「面白い物語の法則」のようなものを見出していた。あるいは、脚術やストーリーメイキング、『マンガの創り方』といったネーム作りのハウツーから、創作のための実践的なノウハウをもらっていた。 だが、たいていはヒューリスティックで「売れた作品を分析するとこうなっている」という経験則が最初にあり、その理屈は後からとって付けたように書かれている。そうではなく、「人はなぜ物語を好むのか?」というそもそも論から始めたい。もちろんアリストテレス『詩学』のよう

    なぜ「面白い物語」は面白いか?『物語論 基礎と応用』: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
  • 『ウィトゲンシュタインの講義 数学の基礎篇』はスゴ本

    ウィトゲンシュタインののなかで、これが最も分かりやすい&面白い(当社比)。 数学という存在を、人の知性の産物である「発明」と捉える人がいる。いっぽうで、人が見出した世界の質である「発見」と見なす人がいる。この議論は、[『神は数学者か』はスゴ]にて語ったが、いずれの場合にせよ、数学の限界が(仮に)あるとしたならば、それは人の理性の限界であることは了解していただけるだろう。なぜなら、「発明」であれ「発見」であれ、主語が人である限り、その限界も人に属するからである。 ウィトゲンシュタインの講義は、数学の限界を見極める一方で、数学の底(もともとの了解事項)を明らかにしてくれる。 数学の底? そんなのユークリッド幾何学やヒルベルトの基礎付けを見るまでもなく、「定義」と「形式」でしょうに(あるいはそこから定義づけられる公理系といってもいい)。書を手にするまでは、そう考えていた。だが、「発明」で

    『ウィトゲンシュタインの講義 数学の基礎篇』はスゴ本
  • [書評] ごまかさない仏教(佐々木閑・宮崎哲弥): 極東ブログ

    仏教学者の佐々木閑に、仏教者と称する評論家・宮崎哲弥が、仏教とは何かといったことを問うという、出版社あるあるの対談書だろうと、『ごまかさない仏教(佐々木閑・宮崎哲弥)』(参照)について予断をもっていた。というのも、宮崎について、もうずいぶん昔になる、というか曲がりなりにも小林よしのりのゴーマニズム宣言を読んでいたころのことだ、宮崎が仏教者であることがその漫画でおちょくられていた。小林に共感しない私ではあったが、宮崎の仏教観もヘンテコなものだなと思ったものだった。人の宗教観というのは存外に変わらないものだから、宮崎のそれも同じだろうし、佐々木も最近の国際的な仏教学を知識を淡々と語るくらいかな、いずれ私が読むような対談でもあるまいと思っていた。『ゆかいな仏教 』(参照)みたいなかなと。 が、この『ごまかさない仏教』は、そうでもなかった。おもしろい。読み進めるにつれ、勉強になってしまうのであ

  • 『虚数の情緒』はスゴ本

    一言なら鈍器。二言なら前代未聞の独学書。中学の数学レベルから、電卓を片手に、虚数を軸として世界をどこまで知ることができるかを追求した一冊。 「スゴ」とは凄いのこと。知識や見解のみならず、思考や人生をアップデートするような凄いを指す。ページは1000を超え、重さは1kgを超え、中味は数学物理学文学哲学野球と多岐に渡る。中高生のとき出合っていたら、間違いなく人生を変えるスゴになっていただろう。 ざっと見渡しても、自然数、整数、小数、有理数と無理数、無理数、素数、虚数、複素数、三角関数、指数、関数と方程式、確率、微分と積分、オイラーの公式、力学、振動、電磁気学、サイクロイド、フーリエ級数、フーコーの振り子、波動方程式、マックスウェルの方程式、シュレーディンガー方程式、相対性理論、量子力学、場の量子論を展開し、文学、音楽、天文学、哲学、野球に応用する、膨大な知識と情熱が、みっちり詰め込まれ

    『虚数の情緒』はスゴ本
  • 読んだ直後から滅茶苦茶役に立つ──『アルゴリズム思考術:問題解決の最強ツール』 - 基本読書

    アルゴリズム思考術:問題解決の最強ツール 作者: ブライアンクリスチャン,トムグリフィス,田沢恭子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2017/10/19メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る『アルゴリズム思考術:問題解決の最強ツール』とは個人的にそそられる書名ではなかったので(ほぼ原題「ALGORITHMS TO LIVE BY」通り。)なかなか手が出なかったのだが、さらっと読み流すか……と手を出してみたらおもしろくて、その上読んですぐに役に立つ内容が満載なのであっという間に最後まで読んでしまった。 基的にはアルゴリズム──より具体的な言葉でいえば「計算によってあらかじめ算出された、最適な手順」を知っていることが、いかに現実的な問題を解決する役に立つのかを紹介した一冊なのだが、なにしろ単なる手順なので、準備も何もいらないし読んだだけで「おーそうなんだ」とすぐに使

    読んだ直後から滅茶苦茶役に立つ──『アルゴリズム思考術:問題解決の最強ツール』 - 基本読書
  • 解説:アブナー・グライフ『比較歴史制度分析』 | 仮想制度研究所 VCASI

    書は,ユニークな一次史料に基づいた厳密な歴史分析と,経済社会において人々の行動を動機づけるさまざまな誘因(インセンティヴ)を数理的に分析するゲーム理論を統合する画期的な試みである. 1989年の経済学界は,ノースウェスタン大学出身の若い研究者が書いた博士論文の話題で持ちきりであった.経済学の博士号のほかに歴史学の修士号をも合わせ持つこの研究者は,カイロ旧市街のゲニーザと呼ばれる驚くべき文書貯蔵庫から発掘された膨大なヘブライ語書簡を丹念に読み解き,11世紀の地中海遠隔地貿易に従事したユダヤ人貿易商が,ゲーム理論の数理モデルから導かれる「評判メカニズム」「くり返しゲームのトリガー戦略」を使って協調を達成していたことを明らかにしたというのである.この若き研究者こそが,書の著者であるアブナー・グライフであり,その博士論文とその後の研究の進展は,経済史のみならず,経済学一般や政治学における制度と

  • Amazon.co.jp: 脳はいかにして心を創るのか―神経回路網のカオスが生み出す志向性・意味・自由意志: ウォルター J.フリーマン (著), 浅野孝雄 (翻訳): 本

    Amazon.co.jp: 脳はいかにして心を創るのか―神経回路網のカオスが生み出す志向性・意味・自由意志: ウォルター J.フリーマン (著), 浅野孝雄 (翻訳): 本
  • 現役アメリカ陸軍トップが薦める「世界を理解するのに役立つ11冊」

    アメリカ陸軍参謀総長のマーク・ミリー。2015年7月21日、陸軍参謀総長に任命された上院軍事委員会にて。 Thomson Reuters アメリカ国防長官のジェームズ・マティス(James Mattis)は、その並外れて豊富な知識と飽くなき読書習慣から「戦う僧侶」の異名を持つ。 しかし、戦闘知識と学術的見識を併せ持つ米軍将校は、元海兵隊大将のマティスだけではない。 そしてアメリカ陸軍は兵士や一般市民に対しても、「軍の由緒ある歴史、そして何世紀にもわたる紛争で果たした決定的役割に関する知識を磨くため」の読書を勧めている。 陸軍参謀総長のマーク・ミリー(Mark Milley)が薦める、国際社会の戦略的環境を理解するのに役立つ11冊を、同氏の推薦文とともに紹介しよう。 (敬称略) ※書影はすべてオリジナル版。日語版とは異なります。

    現役アメリカ陸軍トップが薦める「世界を理解するのに役立つ11冊」
  • 『スゴ本』中の人が選ぶ、あなたを夢中にして寝かせない「徹夜小説」5作品 - ソレドコ

    Photo by Germán Poo-Caamaño 「わたしが知らないスゴは、きっとあなたが読んでいる」の中の人、Dainと申します。 “読み始めたら、徹夜を覚悟するだろう”―― これはスコット・トゥローの『推定無罪』の帯文だ。帯に惹かれ手に取ってみると、予感通りに完徹した。 世に面白いはたくさんあるけれど、徹夜を保証され、予告通りに夢中になるのは珍しい。そんな作品を「徹夜小説」と名付け、その名の通り、眠ることも忘れて読みふけってしまう傑作を紹介しよう。これまで自身のブログでも徹夜小説を度々紹介してきたが、今回はその中でもこれぞという5作品をお届けする。 その前に、大事なことを二つ、お伝えしておく。 一つ目。これから紹介する徹夜小説に匹敵する、もしくは、上回る作品を、もしも、万が一にもご存じなら、ぜひともご教授願いたい。わたし一人では限界がある。わたしが知らない徹夜は、きっとあな

    『スゴ本』中の人が選ぶ、あなたを夢中にして寝かせない「徹夜小説」5作品 - ソレドコ
  • 『子育ての大誤解 重要なのは親じゃない 』「言ってはいけない」真実が示す、親と子の幸福なあり方 - HONZ

    『子育ての大誤解 重要なのは親じゃない 』「言ってはいけない」真実が示す、親と子の幸福なあり方文庫解説 by 橘 玲 『子育ての大誤解』は掛け値なしに、これまででわたしがもっとも大きな影響を受けたのひとつだ。なぜなら長年の疑問を、快刀乱麻を断つように解き明かしてくれたのだから。 いまでいう「デキ婚」で24歳のときに長男が生まれたのだが、その子が中学に入るくらいからずっと不思議に思っていたことがあった。親のいうことをきかないのだ、ぜんぜん。13、4歳のガキと30代後半の大人では、経験も知識の量も圧倒的にちがう。どちらが正しいかは一目瞭然なのに、それを理解できないなんてバカなんじゃないのか、と思った。 しかしよく考えてみると、自分も親のいうことをまったくきかなかった。だとすればこれは因果応報なのだとあきらめたのだが、それでも謎

    『子育ての大誤解 重要なのは親じゃない 』「言ってはいけない」真実が示す、親と子の幸福なあり方 - HONZ
  • 東大・京大で『勉強の哲学』が一番売れている理由「勉強するとキモくなる」

    「勉強とは何か?」を根源的に考えた一冊。一言なら「勉強とは変身である」になる。 巷に数多のノウハウではない。意識高い系の自尊心をくすぐるではない。勉強するとはどういうことか、勉強することで何が起きるのかを、言語と欲望の問題にまで踏み込み、掘り下げる。 議論のバックグラウンドに、フーコーの権力システム、ドゥルーズ&ガタリの脱コード化、さらにウィトゲンシュタインの言語観をも引き込んでいるが、咀嚼しきった上で原理的に考え抜く、その知的格闘が面白い。 勉強すると何が起きるのかを考える際、勉強する「前」はどうなっているかに着目する。自分が話す(=考える)言葉やコードは、そのときに自分がいる環境に依存しているという。半径5mの仲間や学校、家族、手元の端末のSNS、マスコミ、社会などから、「こうするもんだ」というコードにノッて話し、考え、行動する保守的な状態だという。 それが、勉強することにより、慣

    東大・京大で『勉強の哲学』が一番売れている理由「勉強するとキモくなる」
  • Amazon.co.jp: いざ最悪の方へ (りぶるどるしおる 34): サミュエル・ベケット (著), 長島確 (翻訳): 本

  • RubyでつくるRuby ゼロから学びなおすプログラミング言語入門

    紙書籍をお届けします(PDFがついてきます) PDFのみ必要な場合は、こちらからPDF単体をご購入ください 通常はご注文から2~3営業日で発送します。 年末年始や大型連休など、1週間から10日程度、配送のお休みをいただく場合があります。詳しくはお知らせをご覧ください。 Rubyインタプリタを自作してプログラミングを始めよう! 遠藤侑介 著、hirekoke イラスト 144ページ A5判 ISBN:978-4-908686-01-6 2017年7月7日 第1版第2刷 発行 正誤表 プログラミングを始めるなら、プログラミング言語を自分でつくってみるのがいちばん! 最低限の機能なら、こんなに簡単にインタプリタを作れます。よくわからなかったプログラミングも、裏側の仕組みから分かってしまえば怖くない! 2016年9月から2017年1月にかけてアスキーjpの「プログラミング+」コーナーで連載された大

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  • キャリアを上げるために読んでおくべきおススメ本10選 | キャリハイ転職

    外資系企業やトップ日系企業で活躍するためにおさえておきたいを紹介しておく。を私がよく読むのでキャリアアップに役に立ちそうなものを紹介させていただく。 としては、ベンチャー起業家の創業期がおもしろいのだがあまりに現実離れしていてキャリアアップの参考にならないので、できるだけ組織内で活躍してきた方のを抽出する。 企業参謀元マッキンゼーコンサルタントである大前研一氏の名著だ。同氏はをたくさん出版しておりはずれが少ない。 書き始めてから思ったが、おすすめの大前で1記事書けそうだ。 そのなかでも企業参謀は現代日を適切に表した、現代の古典と言えるだ。素晴らしいは時代を経ても役に立つというが書はまさにそうだ。日企業の問題点を適切にあらわしている。 個人レベルのキャリアまでブレークダウンしている内容ではなにので自分は行動をどう変えたらよいかは考えてほしい。いずれにしても書は読んでほ

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  • 「この一冊で全部わかるWeb技術の基本」の監修をしました - プログラマでありたい

    Facebook, Twitter等で軽く報告しておりましたが、イラスト図解式 この一冊で全部わかるWeb技術の基の監修をしました。執筆したのは、所属するNRIネットコムの同僚2人です。どちらも、大学時代しっかり情報工学を学んで、入社してからはインフラ寄りの仕事をしている人間です。Webの仕組みを説明するにはピッタリな人間によって書かれています。 イラスト図解式 この一冊で全部わかるWeb技術の基 作者: 小林恭平,坂陽,佐々木拓郎出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2017/03/16メディア: 単行この商品を含むブログを見る 対象読者は? 入門書なので、これからITエンジニアを目指す人や、なりたての人、或いはIT業界に入ったのでWebとはなんぞやと知りたい営業・企画の人など、非エンジニアでも読めるように意識して書かれています。そもそもWebと一口に言っても、現在では

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  • 30歳から始める数学 [ SHOYAN BLOG ]

    この記事はMath Advent Calendar 2015 2日目の記事です。 前回の記事は515hikaruさんのMath Advent Calendar 2015 一日目 - 515 ひかるのブログ 日常編です。 とあることから、30歳にして数学を学び始めました。いまは毎日楽しく数学の書籍を読んだり方程式を解いたりしています。 記事では、僕と同じようにもう一度数学を学びたいなと思っている人向けに、数学の魅力を再発見する方法を紹介します。 30歳にして数学を学び始めたきっかけきっかけはプログラマのための数学勉強会です。 とあるご縁でこの勉強会で発表することになり、そこから数学を学び直しました。 内容については、以下の記事を参照ください。 プログラマのための数学勉強会@福岡に登壇してきました プログラマのための数学勉強会@福岡#2に登壇してきました この数学勉強会で数学を勉強することに

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  • 『ダメな統計学――悲惨なほど完全なる手引書』の翻訳出版|Colorless Green Ideas

    科学における統計の誤用について説明した『ダメな統計学――悲惨なほど完全なる手引書』というの日語版が翻訳され、出版されることになった。この翻訳書について、どういった内容であるか、どういった人におすすめであるかを紹介する。 はじめに このたび、私の翻訳した『ダメな統計学――悲惨なほど完全なる手引書』というが勁草書房から出版されることになった。2017年1月27日ごろから書店などで手に入るようになる予定である。 アレックス・ラインハート〔著〕・西原史暁〔訳〕.(2017).『ダメな統計学――悲惨なほど完全なる手引書』東京:勁草書房. 訳書版元サイトでの紹介:ダメな統計学――悲惨なほど完全なる手引書|勁草書房 訳書版元サイトでの紹介その2(けいそうビブリオフィル):訳書の「はじめに」を閲覧可能 [1] 原書:Reinhart, A. (2015). Statistics Done Wrong

    『ダメな統計学――悲惨なほど完全なる手引書』の翻訳出版|Colorless Green Ideas
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