ステガノグラフィ技術を使用した暗号ボリューム作成ツールであるTrueCrypt 5.0がリリースされました。新機能としては、Windows版に関してはシステムパーティション・ドライブ(Windowsがインストールされているパーティションまたはドライブ)の暗号化におけるブート前の認証サポートや、パイプライン化された読み書きによるスピードの最大100%向上、Mac OS X版の追加、Linux版のGUI追加、より高速で安全なXTSモードの追加やSHA-512ハッシュアルゴリズムのサポートなどが挙げられます。また、Linux版は再デザインされ、Linuxカーネルの変更により影響を受けないようになったそうです。古い版のTrueCryptを使用の場合はアップグレードを推奨するとのこと。