習氏「食べ残し断固阻止」 食料不足懸念か―中国 2020年08月16日07時17分 中国の習近平国家主席=1月17日、ネピドー(AFP時事) 【北京時事】中国の習近平国家主席が「飲食の浪費行為の断固阻止」を指示し、食べ残しの根絶を目指す方針を打ち出した。習氏は、宴席で食べ切れない量の食事で歓待する中国の慣習を問題視。国内で発生した水害や米国との関係悪化で食料不足に陥ることへの懸念もあるようだ。 迫られる対中「踏み絵」 政治との間合い苦心―米IT大手、規制強化も 共産党機関紙・人民日報は12日付と13日付の1面で、習氏が「飲食物の浪費は衝撃的で心が痛む」と語り、食料を無駄にしないための対策を取るように命じたと伝えた。中国都市部の外食産業で1年に出る残飯は1700万~1800万トンと推定され、3000万~5000万人分の1年間の食料に相当するという。 習氏は2013年から食べ残しをしないように
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