ジョージア工科大学(Georgia Tech)助教授のPatrick Traynor氏と、スパイ行為が可能なキーロガー装置になった「(sp)iPhone」 米ジョージア工科大学(Georgia Institute of Technology: Georgia Tech)の研究チームらが、PCのそばにあるデスク上に置いたiPhoneの加速度センサーを使って、そのPCのキーボードで入力された文字を8割以上の高精度で判別する技術を開発したと、同大学が10月18日(現地時間)に発表した。スパイ道具に変身したiPhoneということで「(sp)iPhone」の名称を冠されたこの装置を使うことで、ウイルスを使ってキーロガーを仕込まずとも、ソーシャルエンジニアリング的な手法でより用意にスパイ活動が可能になるわけだ。 同件についての公式リリースはGeorgia Techのページで確認できる。同大学助教授のP
全卓樹 - 南国雑記帳 - 京都生まれの東京育ち、米国ワシントンが第三の故郷。東京大学理学部物理学科卒、東京大学理学系大学院物理学専攻博士課程修了、博士論文は原子核反応の微視的理論についての研究...
フェリスへの行き帰りの新幹線車中で、下村治『日本は悪くない、悪いのはアメリカだ』(文春文庫)を読む。 先日、平川克美君に勧められて、これと『日本経済成長論』を買った。 下村治は明治生まれの大蔵官僚で、池田勇人のブレーンとして、所得倍増計画と高度成長の政策的基礎づけをした人である。 1987年の本だから、24年前、バブル経済の初期、アメリカがレーガノミックスで「双子の赤字」が膨れあがり、日本では中曾根首相が「国民一人100ドル外貨を消費しよう」と輸出過剰を抑制しようとしていた時代の本である。 24年前に書かれた経済分析の本が、四半世紀を経てなおリーダブルであるということにまず驚かされる。 リーダブルであるのは、(リーマンショックによるアメリカ経済の崩壊を含めて)下村が指摘したとおりに国際経済が推移したからである。 これだけ長い射程で日米経済のありようを見通せたのは、下村のものを見る眼がきちん
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く