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2014年5月11日のブックマーク (2件)

  • Linuxのしくみを学ぶ - プロセス管理とスケジューリング

    プロセスとマルチタスクの実現 Linuxは、多数のプロセスを同時に動作させる事が出来るマルチタスク環境を実現しています。 psコマンドやtopコマンドを実行しプロセスのリストを取得すると多数のプロセスが実行中である事がわかります。 また、これらのプロセス全てが同時に平行して動作しているように見えます。 これはどのようにして実現されているのでしょうか。 一般的に、1つのプロセッサは同時に複数のプログラムを実行する事が出来ません1。 そこで、マルチタスクをサポートするOSでは複数のプロセスを非常に短い時間ずつ切り替えながら実行する事で、体感上は複数のプロセスが同時に実行されているように見せています(図1)。 このような仕組みを実現する為にどんな機能がカーネルへ実装されているのか順に見ていきましょう。 プロセスの切り替え CPU上で処理中のデータを失う事なく現在のプロセスから別のプロセスに切り替

  • AndroidのARTでは実行中にプロファイリングを行ってそれに基づいて再コンパイルするようだ - 組み込みの人。

    DalvikVMのJIT vs ARTのAOT AndroidのDalvikVMではDEXコードをインタプリタで実行しつつ、プロファイリングを行っていて実行頻度の高い部分をJITコンパイルします。コンパイルはメソッドよりも小さな単位で行われ、コンパイルにかかる時間もメモリも小さいのが特徴です。ただし、全体を見渡すような最適化を行うことはできません。コンパイルした結果は保存しません。当に必要な部分しかコンパイルしないので、コードサイズの増大は最小限です。 それに対して、新しく登場したARTではDEXコードを実行する前にあらかじめコンパイルします。(=AOT: Ahead Of Time compile) コンパイルはインストール時などに行われます。コンパイルには多少時間がかかりメモリも消費しますが、JITに比べて最適化されたコードを生成することができます。コンパイルした結果は保存されるので

    AndroidのARTでは実行中にプロファイリングを行ってそれに基づいて再コンパイルするようだ - 組み込みの人。