国土地理院のサイト「地理院地図」では、ある場所の上空からの景色を年代別に見ることができます。今回は、築地市場移転などで近年注目される「豊洲」の上空写真を、1936年から現在まで見比べてみました。 現在の豊洲。画像の中央付近に載っている、豊洲1丁目から豊洲6丁目にあたるエリアの変遷を見ていきます ※出典:地理院地図(電子国土Web)、編集部で一部切り取り 1936~1942年 1936~1942年の豊洲の写真 ※出典:地理院地図(電子国土Web)、編集部で一部切り取り 豊洲エリアは、もともと大正時代に関東大震災のがれき処理を兼ねて生み出された埋立地です。しばらくは埋立地番号をとってそのまま「5号地」とよばれ、1937年になってやっと町名がつきました。町名の由来には諸説ありますが、豊かに栄える島という意味を込めた、震災のがれきで造られたため貴金属が掘り出されることがあったことで「宝島」などと呼
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