Popular Science:友人から悲しい話をされたら胸が詰まりますか? あるいは、どちらかというと、すぐにアドバイスができる分析者の方でしょうか? 「Neuroimage」で発表された研究によると、この質問の答えは、恐らく脳のさまざまな部分のごくわずかな密度の差によるそうです。この発見は、共感の機能は時間とともに変わるのか、また、どのように変わり得るかという疑問を提起しています。研究では、2種類の共感のタイプ(連想と認知)に関する神経学的構造に注目しました。「情動的共感力が高い人は、しばしば、怖い映画を見ると本当に恐怖を感じたり、悲しい場面で泣き始めたりします。認知的共感力が高い人は、より合理的な人(たとえば患者に助言する臨床心理士)です」と、オーストラリアのモナッシュ大学の心理学教授であり、この研究の著者のひとりでもあるRobert Eres氏はプレス・リリースで述べました。 研究