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ブックマーク / ascii.jp (140)

  • テレビ局はなぜ負けた? 津田氏に聞くロクラク事件 (1/4)

    1月27日、知的財産高等裁判所(知材高裁)にて開かれた裁判にて、著作権関連の話題で注目すべき判決が出た。 訴えていたのはNHKと民放9社のテレビ局で、訴えられたのは家電メーカーの日デジタル家電。日デジタル家電は、日テレビ番組をインターネット経由で海外に配信して見られるHDDレコーダー「ロクラクII」のレンタルサービスを提供していた。このサービスが著作権を侵害しているとして、テレビ局10社は裁判を起こしたのだ。 いわゆる「ロクラク事件」というこの裁判は、一審ではテレビ局側の勝訴だった(判決文PDF)。しかし、今回の知材高裁では逆転して、著作権は侵害していないという判決が出た(判決文PDF)。この裁判は著作権業界にどんな影響を与えるだろうか? ジャーナリストの津田大介氏に話を聞いた。 ロクラクIIでは、親機/子機の2台を用意することで、国内のテレビ番組を海外で見られるようになる。親機を

    テレビ局はなぜ負けた? 津田氏に聞くロクラク事件 (1/4)
  • NetBookは解像度がキモ!ギガバイト M912X (1/3)

    ギガバイトの「M912X」は、同社のミニノート「M」シリーズ第2弾となる製品だ。従来のスライドタイプの「M704」とは打って変わって、画面を表向きに折りたためるコンバーチブルスタイルを採用した。通常のノートPCと同じスタイルに加え、ピュアタブレットのようなスタイルでも利用できるのが特徴だ(関連記事)。 インテルの低消費電力CPU Atom N270 (1.6GHz)を搭載するほか、8.9型ワイド液晶ディスプレーや大容量HDD(160GB)を備えるなど、低価格のAtomノートとしては基スペックも比較的高い。 何と言っても注目なのは、一般的なNetBookの約1.6倍もの表示領域を持つ1280×768ドットの解像度だ。そこで今回はウェブの閲覧しやすさを中心に、M912XのNetBookとしての可能性や使い勝手を探ってみたい。

    NetBookは解像度がキモ!ギガバイト M912X (1/3)
    nobyuki
    nobyuki 2009/02/13
    むー、キー配列がなぁ。
  • ASCII.jp:もう配色には困らない!「Adobe Kuler」

    「オリジナルのWebデザインをしたいけど、いまいち配色センスがなくて困る」「いつも好きな(得意な)色の組み合わせばかりでデザインしてしまう」「でも色彩理論を勉強するのは面倒だ」。 そんな人にぜひおすすめしたいのが、アドビ システムズが提供しているオンラインサービス「Adobe Kuler」(クーラー)だ。Kulerは、さまざまな色の組み合わせ(配色パターン、Kulerでは「テーマ」と呼ぶ)をWebブラウザー上で作成し、保存・公開もできる、ちょっと変わったサービス。いわば“みんなの力”で作られたカラーチャート集ともいえるもので、すでに7000種類以上(2009年1月現在)ものテーマが公開されている。利用料は無料だが、保存などの機能を使うにはAdobe IDが必要だ(以降の説明はログインしているものとして進める)。

    ASCII.jp:もう配色には困らない!「Adobe Kuler」
  • 本命マシンが出揃った!最新Netbook徹底比較 (1/7)

    今年パソコン業界でもっとも盛り上がりを見せたのがUMPCNetbook。ASUSなど台湾メーカーを中心に火がついたこの市場だが、今年中頃には国内海外の有名メーカーがこぞって参戦を表明。人気を後押しした。 商品サイクルが速く、目まぐるしい動きがしばらく続いたが、年末になってHPやレノボなど有名メーカーのマシンが出揃い、ようやく一段落した印象だ。 今回はこの冬発売された目玉マシン5台をピックアップし、徹底比較を行なっていく。 この記事の続編を公開しました (2009年7月31日) 「ASCII.jpオススメ! 技ありミニノート5選・徹底比較」 この夏注目のAspire One 751、Eee PC 1008HA、dynabook UX、LOOX M、VAIO type Pという5機種を徹底比較。また最新機種のラインアップはこちらの記事でチェックできるぞ! 今回紹介するのはこの5台! ※画像を

    本命マシンが出揃った!最新Netbook徹底比較 (1/7)
  • 中堅・中小企業のIT投資の実態は年商の0.3%台――ノークリサーチの調査で明らかに

    ノークリサーチは、SMB(中堅・中小企業)市場の展望をまとめた「SMB短観 08年冬版」を発表した。1月に続き2回目となる今回の短観では、ユーザー企業に対して実施したアンケート結果から、IT投資の動向を探っている。 2008年のIT投資は増加傾向、ただし業種にばらつきも 「SMB短観 08年冬版」では、中堅・中小企業(年商5億~500億円)を対象に、2008年度のIT投資についてアンケート調査を実施。その結果を速報としてまとめている。 このアンケートでは、まず、「2008年度のIT投資予算の増減」について質問。「増える」「同じ程度」「減る」の3択で回答してもらい、「増える」と答えた企業の割合から「減る」を差し引いた数値を「IT投資意欲指数」として算出した。結果、中堅・中小企業のIT投資意欲指数は14.4となり、2008年度のITに対する投資意欲は全体としてはプラス傾向にあることが分かった。

    中堅・中小企業のIT投資の実態は年商の0.3%台――ノークリサーチの調査で明らかに
  • 林信行が語る「2008年、知っておくべき10のトレンド」(前編) (1/6)

    紹介したいサービスは山ほどあるが…… 「Web 2.0」などの華やかなキーワードが並んだ一時期と比べて、今年のIT業界は静かだった。しかし、その中にも、いいサービス、面白いサービスはたくさん生まれてきている。 個人的なお気に入りをひとつあげるとすれば「リグレト」だろう。「みんなでヘコむを楽しむサービス」とあるが、何か落ち込むこと、ヘコむことがあった時にパソコンやケータイからアクセスして、その胸の内を書き込めるサービスだ。 不況に入り殺伐とした空気が漂う世の中だが、人は誰か落ち込んでいる人、ヘコんでいる人をみかけると、自分の状況を差し置いて、なんだかやさしい気分になれるもの。ITと人のココロをうまくつなぎあわせた素晴らしいサービスだと思う。 もっとも、こうしたおもしろいサービスをひとつひとつ取り上げていたらキリがないので、以下ではいくつか大きなくくりでまとめる形で2008年のトレンドを振り返

    林信行が語る「2008年、知っておくべき10のトレンド」(前編) (1/6)
  • Netbookが破壊するIT鎖国 - 池田信夫の「サイバーリバタリアン」

    2008年に市場での存在感を大きく伸ばしたASUS。最新の「Eee PC S101」も、美しいデザインに加え、価格と機能のバランスのよさから人気を博している 競争の激化するNetbook(安価なミニノートパソコン)の市場では、すでに100円の製品が登場している。デルやASUSの製品だ。もちろん同時にイー・モバイルに加入して通信料金を毎月払わなければならないので、携帯電話の「1円端末」みたいなものだが、ちょっと前まで通信をバンドルしても1万円台前半だった。 こうした動きに火をつけたのは、今年初めに台湾のASUSが5万円以下で発売した「Eee PC 4G-X」だ。当初は安いだけが取り柄の隙間商品とみられたが、その後エイサー、HPなどの海外メーカーが参入し、遅れて東芝やNECなど国内メーカーも参入した。今ではNetbookが台数ベースでは市場の約25%を占める(BCN調べ)。 グローバルな規模の

    Netbookが破壊するIT鎖国 - 池田信夫の「サイバーリバタリアン」
  • 開発者は“やりたいこと”だけに集中すればいい

    Web3.0はクラウド・コンピューティング、プラットフォームの時代」と唱えるセールスフォース・ドットコム(関連記事)。同社が提供する「Force.com」は、ビジネス・アプリケーションの開発者に何をもたらすのか。7月3日の開発者向けイベントに合わせて来日した米セールスフォース・ドットコムのプラットフォーム&デベロッパーマーケティング担当副取締役 アダム・グロス氏に話を聞いた。 クラウドは業界全体の動き、 Force.comはエンタープライズにフォーカスする ――セールスフォース・ドットコムは、Force.comによって開発者にどのようなメリットを与えようとしているのか。単刀直入にお聞きしたい。 グロス氏 従来型のソフトウェアの開発モデルに較べて、はるかに簡単に、確実に成功を約束できるということだ。 ビジネス・アプリケーションを開発するためには、さまざまなリソースが必要だ。だがこれまで、必

    開発者は“やりたいこと”だけに集中すればいい
  • “本多のオヤジ”のこと ――店舗の人 本多会長―― (1/4)

    先般亡くなられた多会長の話をお聞きするため、筆者は秋葉原へ行った。改札を出るとそこには警察官の姿があった。6月8日のあんな事件のあとなので、しかたがないことだが、どうにもやりきれない感じがある。多会長のことを書くとすれば、秋葉原について触れないわけにはいかない。秋葉原こそ、多会長がいた場所だったからである。 筆者が、多会長に出会ったのは1976~77年の頃である。当時、多会長は、ラジオデパートの地下にある「多通商」という店をやっていた。この頃の秋葉原は、大きく変わりつつある時期だった。それは、当時マイコンと呼ばれていたマイクロプロセッサやその関連の商品が秋葉原で大きく扱われはじめ、それまでと違った活気が出てきたからである。 マイコン登場以前、秋葉原は、オーディオと無線、そして自作派の街だった。もちろん一般的には、家電の街だったのだが、家電を買う一般客とは別に、いまでいう高級オー

    “本多のオヤジ”のこと ――店舗の人 本多会長―― (1/4)
  • iPhoneの行列に技術者社長が並ぶワケ (1/3)

    7月11日正午の一斉発売に先立って全国で唯一「iPhone 3G」の早朝販売を行なう「ソフトバンク表参道」。iPhone 3Gを求めて7月8日の午前中からでき始めた行列の中に、ユビキタスエンターテインメント(UEI)代表取締役社長兼CEOの清水 亮氏を見つけた。なぜ人はiPhoneのために並ぶのか? ソフトバンク表参道の前に並ぶ、清水氏に聞いた。 iPhoneを一刻も早く手に入れるため 編集部 社長自らiPhoneの行列の先頭に並んでいると聞いて、駆けつけました。ってアレ? 先頭じゃないですね。 清水氏 そうなんですよ。UEIのスタッフといま4名で並んでいますが、グループでいえば3番手です。実は、この順番はじゃんけんで決めました。 編集部 ……じゃんけんですか!? 清水氏 先週ぐらいからiPhoneを欲しい人が「並んでいいか?」って聞きに行ってたみたいなんですけど、店舗に「ダメだ」って言わ

    iPhoneの行列に技術者社長が並ぶワケ (1/3)
  • 日本のITは20年間進化していない──野口悠紀雄が語る (1/6)

    の電子政府は北朝鮮以下──そんな衝撃的な調査を米ブラウン大学がまとめた。1980年代に世界を席巻した日が、なぜ停滞しているのか。 経済学者の野口悠紀雄は「ITは日にとって不利な技術変化だ」と断言する。下克上を生むITは、質的に日の社会構造にそぐわないのだろうか? ここでは近著「ジェネラルパーパス・テクノロジー」(アスキー新書)で同氏が展開している議論を紹介しながら、さまよう日政府や企業の行く末について考える。 野口 日経済の状況は、かなり深刻です。昨年の夏から、株価も大きく下落しています。長期的にみても、1990年代以降、日の経済はまったく状況が良くない。その原因としてさまざまなことが言われていますが、技術の問題、とくにITの問題が大変重要だと思います。簡単にいえば、ITという新しい技術体系に日の社会全体が対応していないということです。そうしたことを以前から考えていまし

    日本のITは20年間進化していない──野口悠紀雄が語る (1/6)
  • 技術者社長「次に来るのは“AR”とマルチタッチ」 (1/5)

    元サイボウズの社長であり、現LUNARR CEOの高須賀 宣さんと、ユビキタスエンターテインメント CEOの清水亮さんが徹底的に語りつくすガチンコ放談もいよいよ最終回。今回は、今後注目されるテクノロジについて語ってもらった。 ケータイがARの入り口になる 清水 技術の話でいうと、僕はいまARとマルチタッチに注目しています。 高須賀 AR? 清水 あまりアメリカでは話題になっていないかもしれませんが、Augmented Reality、拡張現実のことです。ヘッドマウントディスプレイみたいなモノを被って、現実空間に対して付加情報を重ね合わせて提供する技術です。例えばテーブルにあるコップを手にしたとき、そのコップがどのくらいの容量か、ということが瞬時にわかるとか。 高須賀 ああ。ターミネーターの視点みたいなものですね。 清水 そうです。NHKでちょっと前までやってた「電脳コイル」というアニメがそ

    技術者社長「次に来るのは“AR”とマルチタッチ」 (1/5)
  • 技術者社長が語る「プログラマはキツい?いや、楽しいでしょ!」 (1/4)

    元サイボウズの社長であり、現LUNARR CEOの高須賀 宣さんと、ユビキタスエンターテインメント CEOの清水 亮さん。日米のエッジな企業経営者のお二人にプログラマ人生から、日米のモバイルに対する認識の違い、最近注目しているテクノロジまで語り尽くしてもらった。全3回に分けてお送りするこのガチンコ放談。まず、第1回目は「プログラマ人生とは」「日米の思考の違い」「ネットの世界の成功の条件」だ。 プログラマはキツい? いやいや、楽しいでしょ 清水 ゆっくり高須賀さんとお話させていただくのは今日が初めてですよね。いきなりですけど、サイボウズがグループウェアを発売したのはいつでしたか? 高須賀 1997年の9月でした。 清水 そうだったんですか。実は僕が初めてCGIでプログラムを書いたのが1998年ぐらいで、グループウェア的なモノを作ったんですよ。もう1年早ければ、サイボウズに勝てたかもしれない(

    技術者社長が語る「プログラマはキツい?いや、楽しいでしょ!」 (1/4)
  • 東大工学部で富野節が炸裂!ロボットの開発なんかやめましょう! (1/8)

    “富野節”というのは、劇中のセリフ回しに適用される言葉であろうが、富野由悠季氏ご自身の語りが、梅雨時の土曜昼下がり、東大駒場キャンパスで炸裂した。 6月15日、東京大学工学部にて、イベント「テクノドリームI:工学~それは夢を実現する体系」が開催された。これは、富野由悠季氏をゲストに迎え、東京大学下山勲教授(情報理工学系研究科長)と同じく東京大学の中須賀真一教授(工学系研究科・航空宇宙工学専攻/工学部・航空宇宙工学科)が鼎談を行なうというもの。後半には民間企業からの参加ということで、東洋エンジニアリングの内田正之氏、三洋電機の田端輝男氏が加わった。司会は工学部広報室の内田麻理香特任教員。 テーマは工学の未来について。テクノドリームというイベント自体、“工学の夢を新たに描き直すイベント”と位置づけられている。富野氏がゲストということで、工学そのものの立ち位置から地球環境の話まで、大いに話題がふ

    東大工学部で富野節が炸裂!ロボットの開発なんかやめましょう! (1/8)
  • 大胆予想!iPhone採用キャリアはここだ! (1/5)

    iPhone上陸、その発表日が6月9日ではないか? との噂はもはや、噂ではなくなり既定路線になりつつある。Appleを追い続ける林信行氏の談話をお読みになった方も多いだろう。 では、iPhoneはどのキャリアから出るのだろうか? 実は、この問いに対する答えは、報道関係者の誰も持っていない可能性がある。信憑性の高い情報が流れているのであれば、新聞がスクープ記事として発表してもおかしくはないが、6月9日に発表であるならば後1週間なのに、そのような記事は見あたらない。 そこでascii.jpでは、ケータイ業界に詳しい5人の識者、石川温氏、石野純也氏、神尾寿氏、法林岳之氏、村元正剛氏(五十音順)に、無理矢理大胆予測をしてもらった! 情報が手探り状態の中で導き出された答えとは!? iPhone採用キャリアは、ズバリ!ここだ! Appleとの関係が深いドコモが優勢 石川温氏(ケータイジャーナリスト

    大胆予想!iPhone採用キャリアはここだ! (1/5)
  • はてな流の「モノ作り」とは? 近藤社長語る

    「国内で1000万人のユーザーが使ってくれるサービスを京都から発信したい」 Hatena.inc設立のために渡米していた(株)はてな社長、近藤淳也氏が帰国してから即、着手したのは、はてな社を東京から京都に移転する大胆な計画だった。 東京には営業、インフラ、サポート、事務部門のスタッフ約10名を残し、サービスの要となる開発陣はすべて京都へ配置。京都への移転は、これまで以上にユーザーの生活にそったサービスを提供する決意を固めた意味合いが大きい。 「1000万人規模のサービス提供」へ、格始動 2006年8月、近藤淳也氏はHatena.inc設立のために渡米した。現地のエンジニアを雇ってウェブサービスを開発し、米国市場にはてなのサービスを普及させるためだ。 米国での活動により、各方面の人脈を着々と築いてきた。例えば2007年3月には、グーグルのシニアビジネスプロダクトマネージャーで、日法人の

    はてな流の「モノ作り」とは? 近藤社長語る
  • 「SaaSはXaaSへ」 ソフトウェアに限らないサービスに進化――IDC Japanの赤城知子氏 (1/2)

    2007年の企業向け情報システムをめぐる動きとして最も注目を集めたキーワード「SaaS」(Software as a Service)。セールスフォース・ドットコムに代表される外資系専業ベンダーの躍進や、オラクルやSAPなどのパッケージベンダーの参入、さらにはKDDI・マイクロソフト連合による新たな取り組みも始まった。話題先行からいよいよ実用段階への移行が期待されるSaaS市場。2008年の展望をIDC Japan ソフトウェアグループマネージャーの赤城知子氏に聞く。 大手企業に導入によって、高まったSaaSの存在感 ――2007年はSaaSにとってどのような1年だったと捉えていますか? 赤城氏:SaaSに対する世間の見方が確実に変わった年と言えるでしょう。特に日市場では、日郵政公社(現・郵便局株式会社)がSaaS型のCRMアプリケーション「セールスフォース・ドットコム」を導入したこと

    「SaaSはXaaSへ」 ソフトウェアに限らないサービスに進化――IDC Japanの赤城知子氏 (1/2)
    nobyuki
    nobyuki 2008/05/21
  • 速度で選ぶ次世代ブラウザー IE 8だけじゃない (1/4)

    ウェブサービスが重い! ボトルネックはブラウザー!? 「mixiが重い」 1~2年ほど前から筆者の周りで聞くようになった言葉である。たしかに以前はアクセス過多のせいで表示が遅かったけれど……と、気が付けば重いのはmixiだけではない。「Google Docs」も、「Gmail」も、「ヤプログ」も、「BIGLOBEメール」も重い。いわゆるWeb2.0系のサービスがみんな遅いのである。 その原因は、いわゆる「Ajax」などと呼ばれる最近のJavaScriptの流行にある。かつては「セキュリティー的に問題だからオフにするのが望ましい」とまで言われたJavaScriptだが、「Googleマップ」の成功以降、JavaScriptを使って動的なインターフェースを実現するのがトレンドになった。 このJavaScriptが行なっているのは、サーバ側でなくクライアント側、つまりブラウザーのほうでプログラム

    速度で選ぶ次世代ブラウザー IE 8だけじゃない (1/4)
  • 楽天技術研究所 森代表インタビュー (1/3)

    楽天(株) 楽天技術研究所 森正弥さん(32歳) 外資系コンサルティング会社に8年3カ月在籍後、2006年9月に楽天株式会社楽天技術研究所へ最初の専任メンバーとして入社 国内最大級のインターネットショッピングモール「楽天市場」やポータルサイト「インフォシーク」、プロ野球チーム「東北楽天イーグルス」など、38にも及ぶ事業分野を持つ楽天(株)。その楽天に研究所があることはあまり知られていません。今回は、その「楽天技術研究所」の代表である森正弥氏に話を伺いました。森氏が楽天技術研究所に入るまでの経緯や、同研究所が提案する「サード・リアリティ」という概念を前編・後編に分けて紹介します。今回は、森氏が楽天技術研究所の代表に就任するまでのキャリアについてお届けします。 日のインターネットの可能性を小さくみるな! と思った ―――森さんは、過去に外資系コンサルティング会社に勤められ、その後楽天技術研究

  • Rubyな楽天の次世代研究 (1/3)

    前回は、楽天(株)の技術戦略の中核を担うR&D(Research and Development)部門「楽天技術研究所」の森代表に、研究所に入るまでの経緯をお話いただきました。今回は同研究所のフェローであり、Rubyの開発者であるまつもとゆきひろさんとの関わりや、インターネットを中心としたこれからの社会の変化に対する持つべき「ビジョン」についてのお話を紹介します。 来る6月に発表予定? 楽天技術研究所が進めるRuby研究開発 ―――楽天技術研究所の研究内容についてお聞きします。楽天ではプログラミング言語の「Ruby」を使っているようですが、楽天技術研究所でもRuby関連の研究開発を行なっているのでしょうか? また、フェローであり、Rubyの開発者で知られるまつもとゆきひろさんとのお付き合いが始まった経緯を教えて下さい。 森:現在の「my Rakuten」というサービスは、Ruby on R