「受動的攻撃性」とは、本人が感じている「怒り」「不平不満」などに代表される否定的な感情を相手にぶつけず、消極的かつ否定的な態度・行動を取ることで、相手を攻撃しようとする心理。 「受動的攻撃性」は、英語でパッシブ・アグレッシブ(passive aggressive)と言います。「パッシブ」(passive)は「受動的」で、「アグレッシブ」は「攻撃的」です。攻撃的ではない「受け身」の状態だけど、相手を攻撃をしている心理状態です。
画:ぼそっと池井多 with Bing Image Creator + AI Canvas 文・ぼそっと池井多 ・・・「ひきこもりの考古学 第7回」からのつづき www.hikipos.info 「自分は愛されてこなかった」 と今の私が言っていることを、もし母が知ったなら、たちまち激昂してきっとこう言うにちがいない。 「何言ってるの。ちゃんとご飯食べさせてあげたじゃない」 飢える苦しみがないから 生き苦しさを訴えられない 母は塾をやっていた。 私が生まれる前は学校の教員だったらしいが、私にはいっさい過去を語らないので、よくわからない。 のちに私が搔きあつめた断片情報から推測するに、たぶん学校で教えていて、それが私立だったために学校の生徒を家でも教えて副収入を得るようになり、私が生まれてからは後者だけに絞るようにしたのだろう。 ところが母はその点すごい人で、担当の英語科だけでなく、しだいに数
三田こころの健康クリニックで対人関係療法を導入する際に、クロニンジャーの「気質」と「性格」を検査することがありますよね。 「気質」のうち「新奇性追求」は心のアクセル、「損害回避」は心のブレーキ、そして対人希求性である「報酬依存」はクラッチに喩えられます。 対人希求性に関連して『アタッチメント神話の行方』で、アタッチメントシステムは母親に働きかけて、母親を敏感にさせる子ども側の力の方が重要ということを書きました。 「だれかにかまわれたい、理解されたい」と承認欲求が作動したとき、愛着希求に関係するのが「新奇性追求」と「報酬依存」です。 しかし、養育者が情動調律することもなく、無視されたり、誤解されたり、叱責され続けたりすると、脳は調節回路に強くブレーキをかけます。 このブレーキの強さを決めるのが「損害回避」です。 他者から無視されたり、叱責されるなど、混乱したシグナルでリアルタイムで苦痛を自覚
~愛知半田市、言葉で治療する鍼灸師です!たまには鍼も使います~ オーリングテストとカウンセリングで心と体の治療をしています。 西洋医学にも東洋医学にも満足できない、スピ系にも疑問・・・そんな方は是非! 家を出ました! 長い間、夫婦問題で苦しんでいたAさん。 「家を出ました」と報告です。 旦那と一緒にいたら危険、としか思えないAさんです。 よかった~。 夫婦の問題を抱える人に、まず勧めるのが離婚です。 離婚したら楽になる人をイッパイ見て来ました。 離婚してから関係が良くなるケースも結構見て来ました。 そして、離婚せず、ず~~~っと我慢して文句を言い続けている人を沢山見て来ました。 だから、とにかく離婚しましょう! それから考えても遅く無いから! さて、Aさん。 おでこに手を当ててイメージトレーニングをしてもらいました。 夫婦関係はもちろん、その他にも知らないうちにカラダに影響しているストレス
~愛知半田市、言葉で治療する鍼灸師です!たまには鍼も使います~ オーリングテストとカウンセリングで心と体の治療をしています。 西洋医学にも東洋医学にも満足できない、スピ系にも疑問・・・そんな方は是非! モラハラ旦那から逃げたければ、お母さんに**するとすんなり行くよ! 離婚したくて出来ない、しない人の相談は多いのです。 モラハラ、DV・・・一緒にいたら人生楽しくないし、アブナイ。 昭和じゃないし、離婚すれば? と聞いてみると、離婚のあとの不安が大きいのですね。 (そのままでいることの方が不安やろ~と思うのですが・・) そもそも、なんで結婚したんですか? と聞くと、意外に多いのが 👇 家を出たかった 母親から離れたかった ・・・という理由。 本当にこの言葉をよく聞きましたよ! 結婚をすることで 自由を手に入れる、ラクになれる と勘違いしたみたいです。 もちろん、出会った相手と恋に落ちて一緒
女児向けアニメで描かれる「他者の理解できなさ」について。あるいは、女児向けアニメは家族の問題とどのように向き合ってきたか。-『プリティーリズム』『プリパラ』を一例にして いつか書こうと思い続けて、もうだいぶ経ってしまった。網羅的なものをちゃんと書こうとすればするほど書けなくなってしまうので、あまり気負わずに思いついたエピソードだけを取り上げて書いていくことにしたい。 なお、プリティーリズムシリーズとプリパラシリーズの一般向け紹介記事は別に書いた。 https://note.mu/siteki_meigen/n/na0091c954211?magazine_key=mc6e522566bda だから、この記事では少し踏み込んだことを書いていくことにする。当然ネタバレを含むことになるが、しかし私はこの記事を『プリティーリズム』を見たことのない人にこそ読んでほしいと思っている。この記事で『プリテ
ポリアモリーというライフスタイルを知ったのは5年前。 実践しはじめたのは3年前。 この3年間で変わったことは山ほどあるが、その1つに世の中の「生きづらさ」に敏感になったこと、がある。 ポリアモリーとは、合意を得た上で複数の人と同時に恋人的な関係を持つ恋愛スタイル。これまでのシリーズはこちら。 恋人は1人とか、男らしさとか、結婚の適齢期とか、それまで当たり前だと思っていたことが、誰か(自分)にとっては生きづらさだったことを知った。 そんな中で、新しい言葉ともたくさん出会った。 最近、レンタルなんもしない人に紹介されたことで話題になったロマンティックラブイデオロギーや、現在肩書きにしているリレーションシップアナーキーもその1つ。 そんな中「メサイアコンプレックス」という言葉について知っている人はどのくらいいるだろうか? 実は「これ、自分のことでは?」と思ってしまったこの言葉について、例によって
親ガチャは正義だ。しかし、親ガチャは時代的な概念として正しいが陰謀も含まれているかもしれない。 社会の不条理を親に対する怒りに転換して、反抗期を拗らせた幼形成熟ということで本人の責任にする。 例えば親が精神的におかしくて一人暮らしが許されなかったり、仕送りを送ってもらえずやむなく実家で暮らしてある若者は多いがこれもまた社会の責任だろう、。ここで言っているのは社会が悪いのではなく、原因は明らかに若者から低賃金でタダ働き(時給千円以下はタダ働き) カネをむしりとる社会の方だ。 ここ数年さまざまな界隈を渡り歩いてきましたがわ、親ガチャはやはり実在します。若者や年上の人たちの行動や思想に触れてきたんですけど、結局中高のgame的なスクールカーストが拡大しているだけだ。面白みはないし特に男にとっては地獄だ。彼らが言っている外山恒一的なものというのもスクールカーストに過ぎなくて、それから逃れられるには
【第62回あらすじ】克敏の高慢な態度から不信感を高めていた由起子は、克敏の両親と会うことになっても、その態度を隠さない。香菜子と克敏のために結婚を許してやってほしいと頼んできた克敏の両親は、由起子の強固な態度に対し、次第に、これ以上の縁談は由起子にはない、といった本音を漏らす。絶対に結婚させないと息巻く由起子に香菜子は、泣きながら抗議し、諸悪の根源は母だと言う。しかし泣き明かした香菜子は、由起子の非婚の理由を知ろうと、和花枝や直美とともに病床の圭子の元へ聞きに行く。圭子は、実はすべて自分が原因だといい、由起子の父・猪士郎の妻妾同居から始まった、伊庭家の騒動を語る。由起子の母が自分の結婚生活を悲観して自ら命を絶ったことを知ったが3人は、母たちの非婚についていくらか理解する。小百合のところへは、本格的な渡米の前にと俊彦が訪ねていた。和花枝は小百合と俊彦から、実は二人は結婚寸前になったことがある
育児を主体的にやらない父親に仕上がる経緯と、事務員に頼りっぱなしの営業マンが出来上がる経緯は似ている。 私の周りにも、 「やっぱり育児は母親がやった方がいい」 と宣う子持ちの男性(父親という呼称を使う気にはなれない)は多い。家事は率先してやるけど、育児はやっぱり母親のものだ、と。理由を尋ねると、 「だって結局、お母さんの方がいい!って子供が言うんやもん。そこを無理して父親がやろうとするのって効率悪くない?」 とのこと。効率って言葉出したら私が納得すると思うなよ。 ここからは想像ですが、100%の子供が、母親であるという理由だけで母親の方がいいと言っているのではないような気がするのです。中にはそういう場合もあるんでしょうけれども、接触時間の長さに原因がある場合もかなりあるんじゃないでしょうか?もちろん、父親といる時間の方が長いのに母親がいいと言うお子さんもいらっしゃると思ってます。 もし、接
研そうげんという漫画家を知った 絵が上手い デザイン力がある ギャグセンが割と好み 但し恐らく普通以上の環境に恵まれた人間らしき主張がチラホラ垣間見え、そこは個人的に地雷 この漫画家のとある漫画内のセリフにこんな旨のものがある 素養のない人間ほど社会のせいにする 出典 : 気が向いたらよくあるレッテルの類だ これを目にしてわたしは言いたくなった 環境のある人間ほど才能のせいにする 出典 : わたしかつ 環境のない人間ほど社会のせいにする(当然の帰結として) 出典 : わたし 今と 環境のある人間ほど、自分の成功や実績を、自分の力で得たこと成し遂げてきたものだと信じたくて堪らない、という偏見をわたしは持っている そして彼らは軽々しく極めて安易に素養や才能という言葉を使うとも感じている __________________________________________ わたしがこの漫画家に興
連載当時から読んでたのですが、自分の考察をまとめる場がなかったなと思い、ちょっと人物別でキャラ同士の認識を中心に自分の思ったことを書き留めておきます。 1、松坂さとう まず彼女とは。 両親は幼くして他界、まもなく叔母に引き取られ現在に至る。両親の記憶はほとんどないのか彼女を構成するものはだいたい叔母の教育によるモノである。叔母が何度も口ずさむ《愛》とは何か、しっくりくる答えが見つからず男性と遊び歩く。 簡単に書くとこんな感じで、人物像は見ての通りですね。 →しお さとうはしおに対し《愛》の感情が湧くことに気づき、しおに側にいてほしいから共同生活を始めます。 この時点でさとうにとってしおとは「愛を生んでくれる存在」「私を愛で満たしてくれるもの」つまり自分の目的を果たすために利用価値のある可愛い人形でした。 しょうこ殺害後しおに拒絶される場面までは。 しおは自分もさとう同様に相手を守りたいと、
産後に崩壊した「女の幸せ」 「最近はこんなこと言う人は減ったと思いますが、私は『出産は女の最大の幸せ』『産まない女は半人前』『我が子は目に入れても痛くないほど可愛い』とか散々言われてきました。 無意識のうちに、出産したらようやくすべてのチェックリスト達成、それがゴールで、『そして彼女は幸せに暮らしました。めでたし、めでたし』みたいになる感覚でいたんですけど、全然そんなことなかった。そんなの、神話もいいとこです」 育ちが良く、素直な性格である静香さんは、きっと幼少期から大人の言うことをよく聞く良い子だったのだろうと話を聞きながら思いました。 恵まれた出自で、言ってしまえば人生で深刻な問題に直面することもなかったため、その世界の教えに従っていれば間違いはない。そう信じてしまうのは環境上当然でもありますが、静香さんの人生はそれほどシンプルな話では終わりませんでした。 「結局は、世間知らずな私が悪
✻【自己愛性パーソナリティ障害】虐待の連鎖【防衛機制】嘘と真実の区別がつかない。反省できない。すぐ人のせいにする。 いつも口先だけ。言っていることと、やっていることが違う。 その精神構造はどうなっているのだろうか?どこから来ているのだろうか? 防衛機制 人は、嫌な経験、辛い体験をしたとき、そして、それに心(脳)が耐えきれなくなったとき、どうなるか? 例えば、虐待について考えてみる。 人は虐待を受けているとき、どういう心理的メカニズムが働くだろうか?どういう防衛機制が働くだろうか? (【防衛機制】とは、危険や困難に直面した場合、受け入れがたい苦痛・状況にさらされた場合に、それによる不安や体験を減弱させるために無意識に作用する心理的なメカニズムのこと) ①分裂 自分や他人に対して、良い部分と悪い部分が別のものとして切り離す。分裂が起こると、自分や他人の良い部分と悪い部分の両方をあわせ、全体とし
毒になる親になると、子どもは一生苦しみ、 未来の子孫に対しても、影響を及ぼし続ける 本書は、(毒親によって育てられたことが根本原因とも気づかず)対人関係に問題を抱えている大人や、親として子育てについて悩んでいる方にとって、ネガティブな行動パターンから抜け出すためのヒントを与えてくれます。 世の中に完璧な親はいませんが、子どもに対するネガティブな行動パターンが執拗に継続し、それが子どもの人生を支配するようになってしまう親がたくさんいるそうです。 それは、人間の行動や信条は、知らず知らずのうちに親の模倣をするようにできているからです。しかも、子ども時代に無意識下で行われるため避けようがありません。 例えば、「お前はバカだ」といったネガティブな言葉を親が子どもに対して繰り返すことで、子どもは、それを「自分は能のない人間だ」というように、自分の言葉に置き換えます(内面化という)。 これは言葉による
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く