警視庁生活安全総務課の「子ども・女性安全対策専従班」(愛称・さくらポリス)と八王子署は、都迷惑防止条例違反(痴漢)の疑いで、東京都八王子市の男子専門学校生(19)=犯行当時(18)=を逮捕した。 さくらポリスは子供や女性に対する声かけやつきまといなどの行為を摘発する専門部隊として今月発足したばかりで、今回が初の検挙。同課によると、専門学校生は容疑を認め、「他にも5、6回やった」などと供述している。 同課の調べによると、専門学校生は3月12日午後6時ごろ、八王子市長沼町で歩いて帰宅中だった当時中学2年の女子生徒(14)に声をかけ、服の上から胸を触るなどのわいせつな行為をした疑いがもたれている。女子生徒の保護者が同日、110番通報した。 同課によると、専門学校生は立ち小便をするふりをして、そばを通り過ぎた女子中学生に「今、おしっこしているとこ、見た?」などと声をかけ、約100メートルにわたって