<2014年から2016年半ばにかけて発生した海洋熱波「ブロブ」によって大量のウミガラスが餓死してたことがわかった......> アラスカ州からカリフォルニア州までの西海岸沖で2014年から2016年半ばにかけて発生した海洋熱波「ブロブ」が海洋生態系に甚大な影響をもたらしている。 大量の藻類の異常発生に加え、数多くのカリフォルニアアシカが海岸に座礁したことがこれまでに確認されたほか、2015年から2016年にアラスカ州からカリフォルニア州までの海岸に漂着した大量のウミガラス(海烏)の死骸も一連の海洋熱波と関連している可能性があることがわかった。 ●参考記事 5年前に海洋生態系に甚大な影響を及ぼした「海洋熱波」が再び発生 これほどの規模のウミガラスの死骸が発見されるのは前例がない 米ワシントン大学、アメリカ地質調査所(USGS)らの研究チームが2020年1月15日にオープンアクセスジャーナル
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