文化住宅(ぶんかじゅうたく)と呼ばれるものには以下の二つがある。 主に大正時代中期以降に流行した、洋風生活を取り入れた一般向け住宅のこと。和洋折衷住宅である。 #洋風住宅としての文化住宅を参照 近畿地方で、主に1950年代 - 1960年代に建てられた集合住宅の一種。 #近畿地方の集合住宅としての文化住宅を参照 洋風住宅としての文化住宅[編集] サツキとメイの家 明治時代に西洋館が建てられるようになるが、もっぱら財閥や政治家の一部の住宅であり、一般には和風の住まいに暮らすのが当たり前であった。大正デモクラシーの自由な雰囲気の中に大衆文化が成立し、住宅においても洋風の生活に対する憧れが広まっていった。 1922年(大正11年)、上野で平和記念東京博覧会が開かれ、展示企画として「文化村」が造られた。14棟の「文化住宅」が建てられ、モダンで合理的な住まいのあり方を示す一種のモデルルームであった[
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