宮城県議会は17日、同県の水道事業の運営権を民間企業に売却する「コンセッション方式」を導入する条例改正案を賛成多数で可決した。上水道、下水道、工業用水の3事業を対象とするコンセッションは全国初。人口減や施設の老朽化が進む中、民間ノウハウでコストを削減し、将来的な水道料金の値上げを抑える。宮城県は2022年4月から導入する方針だ。3つの事業は現在は県が運営しており、上水道は仙台市など県内25市町
宮城県議会は17日、同県の水道事業の運営権を民間企業に売却する「コンセッション方式」を導入する条例改正案を賛成多数で可決した。上水道、下水道、工業用水の3事業を対象とするコンセッションは全国初。人口減や施設の老朽化が進む中、民間ノウハウでコストを削減し、将来的な水道料金の値上げを抑える。宮城県は2022年4月から導入する方針だ。3つの事業は現在は県が運営しており、上水道は仙台市など県内25市町
2020年12月、沖縄のオフィス街の中心である那覇市久茂地(くもじ)にあった琉球銀行本店ビルが老朽化に伴う建て替えのため営業を終えた。 地上5階、地下1階の建物で、建設されたのは1966年の沖縄が米軍統治下の最中。 米国民政府と沖縄米国陸軍工兵隊の監理の下でアメリカの設計事務所が設計し、地元の建設業者が施工。 当時のアメリカの先進技術が詰まった建造だった。取り壊し前に内覧会が催されたので参加してきた。 沖縄に伝わるアメリカ様式 沖縄といえば赤瓦の家に屋根の上にはシーサーという光景を思い浮かべがちだが、沖縄は1945年から1972年5月15日の沖縄本土復帰に至るまで27年間アメリカに統治されていた時代がある。 なので、街のあちこちにはまだ米軍基地関係の軍人やその家族のために建てられたアメリカ様式の外人住宅と呼ばれる建物が残っていたりもする。 これは外人住宅 今回の琉球銀行ビルも、昔に建てられ
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