大学院の博士課程を修了した国家公務員の初任給が2023年4月から年間8万円程度増える。人事院が給与制度を改定した。日本の博士号の取得者は減少傾向にある。給与面から処遇を改善し、公務員として活躍する研究者の育成につなげる。公務員の基本給は大卒や大学院卒といった採用試験の区分ごとに基準を設定する。現在の基準では博士課程修了者で本省に勤務する総合職の場合、初任給は年間472万円程度となっている。学
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