概要東京都中央区新川に本社を置いていた旧法人(1897-2005)と、同区日本橋本町に本社を置く現法人(2011-)がある。 以下、主に初代山一證券について説明する。 1917年に「山一合資会社」として設立され、1926年に山一証券株式会社に改組された。 この山一合資会社は、1897年に小池国三によって設立された「小池国三商店」が、1917年に解散してしまったため、その受け皿会社として設立されたものであった。ただその一方で、旧・山一としては、小池国三商店の設立を持って創業としていた。 旧・山一證券の破綻1965年の危機1965年に西日本新聞の報道により取り付け騒ぎが起こり倒産しかけたが、この時は当時の田中角栄蔵相が、証券会社の資金が不足した場合大蔵省(当時)と日銀が救済する、と明言したため騒ぎは収まり、山一は日銀から不足する現金を融資(日銀特融)してもらい破綻を免れた。 しかしこれによって