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ブックマーク / blog.lucky-brothers.co.jp (14)

  • クライアントにとって、「どうやるか」はどうでもいい。|ラキブラブログ

    タクシーに乗って目的地のすり合わせをするとき、たまにやり取りに困る運転手の方がいらっしゃいます。 それは、「○○号線から行きますか? それとも、△△通りから行きますか?」と聞かれるケース。タクシーに乗ると、だいたい7〜8割くらいの運転手がこのように目的地にたどり着くまでの経路を聞いてこられます。 で、これが結構困る。 タクシーに乗るくらいなので結構疲れていたり、眠かったりする状況のなか「どうやって目的地に着くか」は利用者である自分にとって、すごくどうでもいい情報。運転手さんにはすこし辛辣な表現になってしまうかもしれませんが、ぶっちゃけ「着きさえすれば、どうだっていい」のです。○○号線から行くのも、△△通りから行くのもどっちでも同じ。 でも、利用者がこういうふうに思っているにも関わらず、そのように聞いてこられる運転手が多いということは、あまり問題意識にはないのでしょう。 一方で、「いいなあ、

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    nstrkd 2017/11/22
  • 何事も、「断言」はしない。|ラキブラブログ

    よく、「〜な気がする」という言い回しを使います。使うような、気がします。これはもうほぼ口癖といってもいいレベルのもので、かなり頻繁に使っています(ここは断言)。あとは、これに近いものでいうと「かもしれない」とか、いずれにせよ曖昧な表現を好んで多く使います。 なぜ、そんな風に言うのかというと、断言できないからです。どんなに可能性が高いことであっても、極力断言はしたくないと思っています。何かについて断言するということは、それ以外の選択肢を選択肢を断つということです。それが、自分の利になることを確信している人―たとえば詐欺師とか―は、「絶対」とか「必ず」とか、確信めいた言葉をよく使うイメージがありますが(あくまでイメージ)、こと普通の稼業をしている僕にとっては、選択肢は多ければ多いほどいい、そう思っています。 断言しない、つまり常に多くの選択肢を想定しておくということは、Web制作のディレクショ

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    nstrkd 2017/08/26
  • 電車での移動時間は、読書のための貴重な時間だった。|ラキブラブログ

    最近、わずかですが毎日のなかで読書をする時間をなかなか確保できずにいます。 理由は明快で、電車に乗る時間が減ったためです。東京に住んでいた頃は、ほぼ毎日合計で50分間程度電車に乗る時間があり、その時間は「電子書籍を読む」ための時間として決め、そのように費やしてきました。 けれど、鹿児島に移り住んでからは電車に乗ることがなくなり、通勤も自転車を利用しているので、毎日のなかで決まった読書時間を確保するのが難しくなりました。 実際に自転車での通勤時間は、1日合計で30分程度です。なので、ざっくりと毎日20分近くは、通勤時間が短縮されたことによる自由時間が増えたことになります。 「じゃあ、その時間を使って読書すればいいじゃん!」と思うでしょう。でも、そんなに簡単ではない。 「自由時間のなかから生み出す読書の時間」と「スマホをいじるしかやることのない電車のなかで生み出す読書の時間」は、それを作り出す

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    nstrkd 2017/04/22
  • 天気が仕事の調子に与える影響|ラキブラブログ

    鹿児島はこのところ晴天続きで、気持ちの良い日々を送っています。今日もまさに雲一つない快晴で、桜も満開。自転車を走らせると、世間で流れている物騒なニュースがまるで嘘のように、穏やかな空気を感じることができました。そんな青空を窓の外に感じながら仕事を進めたからか、面白いように仕事は捗り、ラストスパートに差し掛かっていた現在の案件も、最後のブラッシュアップであっと驚くようなクオリティのジャンプを成功させることができました。 そんな具合に気持ち良く終えることのできた今週の金曜日だったわけですが、ふと帰り際に先週の金曜日のことを思い返していました。先週の金曜日は雨が続いていて、帰り際にも「金曜なのにまた雨か…」などと思いながら若干どんよりした気持ちで帰ったのを覚えています。そして、そのときに手を付けていた仕事があまり捗っておらず、やきもきしていたことも思い出しました。 おや。こうして考えると、ものの

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    nstrkd 2017/04/15
  • 自分が何に対して「降りている」のか、ちゃんと把握する。|ラキブラブログ

    今日、こんなツイートを見ました。 自分は何から降りてるのかなーって考えてみたけど、コンテンツにおけるテキスト以外のすべてから降りているのかもしれない…笑。/こだわらない、違いを楽しむ。そして、興味を持つこと。 https://t.co/dnfa1PIU3q — くいしん (@Quishin) April 11, 2017 ツイートのもととなったブログはこちら。 こだわらない、違いを楽しむ。そして、興味を持つこと。 この、「自分はいま何に対して”降り”ていて、逆に何には”降り”ていないのか」ということを常に把握しておくことはとても大事なことだと思います。 例えば、いまの自分に当てはめるとほとんどすべての物事に対して降りています。強いて言うなら、「」くらいはそうではない唯一のものと言ってもいいかもしれません。それ以外は降りている。「どうでもいい」というと語弊がありますが、それくらいの感覚です

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  • 「とりあえず話だけ聞いてみる」のコストは無視できない|ラキブラブログ

    ここ2週間ほど、弊社宛てのお仕事の依頼がどっと増え、嬉しい悲鳴をあげ続けています。「嬉しい悲鳴」と言っているうちは良いのですが、こうした状況においては少しでも油断してスケジューリングを間違えると、途端に「当の悲鳴」に変わります。簡単に言うと、アウトプットのクオリティが下がってしまうという結果を招くのです。 アウトプット(=最終成果物)のクオリテイという1点に関して見ると、そこのレベルを担保することに関しては制作者なら誰しもが意識していることかと思います。しかし、アウトプットに至るまでのフェーズ、すなわち日々の実制作のフローや打ち合わせの1つ1つの「クオリティ」を見た時に、そこを常に担保するのは高度な集中力を必要とします。この2週間は、嬉しい悲鳴が少しばかりバランスを崩し、こうしたフェーズ単位でいくつかクオリティの低いものを出してしまいました。これは大きく反省しています。 ではなぜ、こうし

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    nstrkd 2017/04/11
  • 「生のやり取り」のある仕事。|ラキブラブログ

    主にウェブを主戦場とする仕事をしていると、�そこで「生」のやり取りをしているという実感が生まれにくいです。ほぼ100%、納品物の形態はデジタルデータで、それをオンライン上で送り合っています。「ZIPにまとめて納品」というのはまだわかりやく、場合によってはもっとぬるっと、サイトをウェブ上に構築すれば納品完了、という形態の案件もあります。 デジタルデータのやり取りなので、お客さまに商品を手渡すということもなければ、目の前でべて「美味しい」と言ってもらうこともありません。ここでいう「生」のやり取りとはそういう意味で、「即時性がある」ということではなく、どちらかというと直接的な、ダイレクトな関わりのことを指しています。�もちろん、僕らもクライアントと直接チャットを使って連絡を取り合いますが、それは別にネットさえつながっていればどこにいてもできることです。 漁師さんが海で獲ってきた魚を目の前でその

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    nstrkd 2017/04/06
  • 「なんとなく」で始めることの重要性。|ラキブラブログ

    最近、なんでも見切り発車をつけて「なんとなく」程度でもどんどん動いたり、形にしていくことが重要だと感じるようになりました。 例えば、「移住ドラフト会議」では、移住地を決める際に入念にさまざまな土地を比較検討するのではなく「ここだ!」と確固たるものを特に持っていなくても、「なんとなく」とか「知っている人がいるから」とか、そういうゆるいきっかけで行動に移すのもアリなんだなということを思い知らされました。 参照:「移住ドラフト会議2017」に参加してきました。 そうそう!日全国を緻密に比較検討し選んだ地域より、こういう偶然でその町と関わり持ち始めたほうが、結果的に長続きすると思う。:「移住ドラフト会議2017」に参加してきました。|ラキブラブログ https://t.co/BvYB0JoedC — 鳥井 弘文 (@hirofumi21) March 12, 2017 それは移住だけにとどまりま

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    nstrkd 2017/03/31
  • 小さな成功体験を積み重ねる|ラキブラブログ

    エウレカの赤坂さんがIVSに登壇されたときのお話の中で、若い会社は「小さな成功体験を積み重ねることがとにかく大事」だというお話があります。僕はこの言葉を聞いて深く膝を打ち、以来意識するようになりました。 創業間もない会社にとって最も大切なのは、収益や仕事の順調具合よりも、経営者が持つ高水準のモチベーションだと思っています。一番パワフルなガソリンになるのはやっぱりそこ。つまり、いかにして高いモチベーションの状態に持続性を持たせられるか、というメソッドが重要です。 弊社は役員が2名いながら、半年間高い状態のモチベーションを自然に維持し続けることができています。まだ高々半年しか経っていないからと言ってしまうこともできますが、1つ要因として言えるのは、冒頭にある「小さな成功体験を積み重ねる」仕組みが日々の習慣の中に組み込まれているからだと思います。つまり、このブログであり、毎日の日報が、それにあた

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    nstrkd 2017/03/29
  • 「とりあえず3年」の3年は長い。|ラキブラブログ

    新入社員に対するよくあるアドバイスに「とりあえず3年は続けろ」というものがあります。今日日、この議論については散々なされており、いまさら改めてそのアドバイスの是非について書くことはそんなにはありません。 けれど、この2017年3月という1ヶ月間を振り返ってみて「ものすごく濃い1ヶ月だった」という感想から、改めて「とりあえず3年」の”3年”ってすごく長いよなあ、ということを考えます。 テクノロジーの進化は日進月歩で進むなか、その進化のスピードに対する”3年”がすごく長い、というのももちろんありますが、そうした社会情勢やテクノロジーの発達云々を抜きにしても3年という期間は長いと感じます。 これは、僕個人が考える”3年”という期間についての考えです。ですので、僕以外の方は同じ”3年”という期間に対して、「短い」と感じる人もいれば、「長い」と感じる人もいます。時間の経過に対する個人の捉え方はさまざ

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    nstrkd 2017/03/29
  • 「何故そうしたいのか」までを意識したコミュニケーションをとる|ラキブラブログ

    以前の記事、「語調を和らげるクッション言葉は必要か」に続き、仕事上のコミュニケーションにまつわる話を。 前回の記事でも触れられているように、制作業というのは約半分がコミュニケーションの仕事です。「こうしろ」「ああしろ」が、現場では多発します。今回は、そういった「こうしろ」「ああしろ」のコミュニケーションを表層だけでやってしまっていたら、制作業は一気につまらなくなるよ、という話です。 ここでいう「こうしろ」「ああしろ」といった指示を出すのは、現場でいうとディレクターと呼ばれる立場の人だったり、もしくはクライアントの偉い人だったりします。制作者はこれを受けて、はいわかりましたと対応するのは簡単です。でも、我々は職場で目の前にいる人達を攻略するためのゲームをやっているわけではありません。ディレクターやユーザの言うことはだいたい正しいことは重々わかっていますが、指示の意図すら確認せずに作業に取り掛

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    nstrkd 2017/03/28
  • 3月はいつも寒い。|ラキブラブログ

    休日なので、全く仕事に関係のないことを書きます。 以前、ダウンタウンの松人志さんが「『3月なのにまだこんなに寒い』と毎年言っている人がいるが、3月は寒いから!!」とテレビのバラエティ番組で怒っていたのを見たことがあります。 当時、僕はちょうど3月の春休みに見ていて、しかも同じくらいの時期に「3月ってこんなに寒かった?」と家族に話していたこともあり、すごく恥ずかしい気持ちになったのを覚えています。「あぁ、自分は『3月なのにまだこんなに寒い』と毎年言っている人だ」と。 それ以来、3月になるとこの話を思い出すようになりました。3月に「3月なのに寒いなあ」とうっかり思ってしまったとき、「いや、でもダウンタウンの松さんはああいうふうに言っていたしなあ」と。 けれど、そのように思ってしまっている時点で、「3月は寒い」という情報はインプットされていないわけです。「8月が暑い」のはあたりまえだけど、「

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    nstrkd 2017/03/27
  • 「コミュニケーションの総量の減少」は、コミュニケーション不全の第一歩である。|ラキブラブログ

    これは会社と家族(プライベートな関係)の両面において言えることですが、社会生活を送る以上「なんだか、いま気まずいなぁ…」という瞬間はあるかと思います。なにかミスをしてしまって迷惑をかけてしまったり、ふとした一言で傷つけてしまったり、きっかけはさまざまですが、そういう一刻も早く脱したい気まずい瞬間は多くの人に訪れることだと思います。 そのときに、よくやってしまいがちな対処方法が「しばらく接触を断つ」というもの。いわば、コミュニケーションを避けることで、状況をそれ以上悪化させないようにするという方法です。これが最も楽で、手っ取り早いです。 けれど、普段から2人で会社をやっていたり、同居人と暮らしていたりすると、必ずしもその方法が正しいわけではないことに気づいてきました。最近の気付きとして、「コミュニケーションの総量の減少」は、コミュニケーション不全の第一歩である、というのがあり、関係が悪いとき

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    nstrkd 2017/03/24
  • 道路の幅の広さは、思考に影響する。|ラキブラブログ

    最近引っ越しを行ったのですが、引っ越し先周辺を散策していて感じたことがあります。それは、道路の幅がとても広いこと。加えて、人口密度も低いので、1人あたりの道路の占有スペースが広く、すごく歩きやすいです。 個人的に、それぞれ尋ねる街の道路の状況はすごく気にしていて、いま暮らしている鹿児島市周辺はとてもいい環境にあるなと思います。宮城県仙台も道路がすごく好きなのですが、それと似たようなものを感じます。 数日間、そんなことを意識して歩いてみて感じたことなのですが、道路の状況・環境は思考の質に多少なりとも影響を与えているような気がしています。まだなにも確信めいたものはないのですが、歩いている最中に考えることの内容が、東京の渋谷や吉祥寺を歩いているときのそれと少し違う。そんな印象があるんですね。 道路の幅が広い場所だと、なにも考えずに前に前に歩くことができるので、いろんなことに注意を払う必要がありま

    道路の幅の広さは、思考に影響する。|ラキブラブログ
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    nstrkd 2017/02/20
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