一般の人でも宇宙に滞在できる、いわゆる「宇宙ホテル」の試験機に、空気を注入して膨らませ居住空間を大きくする作業が2回目の試みで無事成功し、今後2年間かけて安全性などを検証する作業が始まりました。 この試験機は、輸送時には円柱形に折りたたまれていましたが、28日、少しずつ内部に空気が注入され、風船のように居住空間が徐々に広がりました。作業はおよそ7時間にわたり、全長と直径がいずれも2メートル余りだった試験機が、全長が4メートルに、直径も3.2メートルにまで広がり、無事に終了しました。 この作業は、今月26日にも行われましたが、この際は計画どおりには膨らまず、いったん中止されていました。その後の調査で、これは試験機の折りたたまれた部分が想定よりも固くなっていたためで、構造には問題はないと判断されて、作業が再開されました。 試験機は、今後1週間、空気が漏れていないかなど安全性の確認が行われ、問題
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