昨今、“好きなことで稼ごう”という趣旨の本がとても増えたため、「好きなことが見つからない!」と焦る人も同時に増えてしまったようです。今回はそんな「好き探し症候群」に置ける、余分な力みや誤解を解きたいと思います。 まず、好きなことやライフワークは、“あったほうが人生が豊かになる”ということは間違いないのですが、“なければ不幸です”というわけでもないです。ただ、「好きなこと」に対して、アンテナを張る、自覚的であることは、どんな時でも自分の視野を広げてくれると、僕は考えています。 それはなぜか? 例えばサラリーマンになると、どうしても日々のルーティンワークの中で、“心惹かれるもの”について、気を向けなくなってしまいます。なぜなら、自分の目標を、組織(会社)の目標そのものと同一視してしまうようになり、個人としての希望を省みる時間が減っていってしまうからです。 まずはフィルターを外すことから きっと