仕事上のコミュニケーション手段として、短文をやりとりする「チャット」の利用が増えている。メールより手軽で、素早いやりとりに向いている。グループでの情報共有にも適しており、「働き方改革」にもつながると、導入を進める企業が多い。 「出荷量が多く、9人不足しています。ご協力をお願いします」 物流支援会社関通の、大阪府東大阪市にある配送センターをのぞくと、現場の責任者がスマートフォンを使って応援を求めていた。 「今から5人、行ってもらいます」 近隣拠点の責任者から、返信がすぐに届く。短いメッセージを一斉にやりとりする、このチャットグループには、全国20拠点の配送センターの責任者が参加している。 同社が業務に法人向けチャットサービス「チャットワーク」を導入したのは、2011年のことだ。部署、拠点、用件ごとにグループをつくることで、情報のやりとりが整理しやすい。以前、主に使っていたメールのように、迷惑
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