MESONというXRスタートアップを経営してきた中で、過去にXR/メタバース領域でいくつものサービスや体験を作ってきました。 そのなかで、XR/メタバース領域のサービスをデザインする上で重要な鉄則が見えてきたので、この記事では特に重要なXR/メタバースサービスデザインの7つの鉄則について、Gifなどで豊富に実例をお見せしながら解説していきたいと思います。 1. ユーザーの既存知識・経験に寄り添う一つ目の鉄則として、ユーザーの既存知識・経験に寄り添うことが非常に大事だと思っています。 大前提として、ユーザビリティを最大化するためには、ユーザー負荷を最小化することが必要です。 しかし、多くのユーザーにとって、XRやメタバースにおけるインターフェイスは操作の学習コストが非常に高く、結果としてユーザー負荷が高くなりがちです。 したがって、ユーザーがすでに持っている知識・経験からの予想によって理解し
さらに、Fortnite内にはユーザーが空間やゲームを好きに作ることができるCreative Map機能が提供されており、東京ディズニー・シーのミステリアスアイランドを忠実に再現したワールドや、Metalicaの「Carol of the Bells」の曲に合わせて、ライトや爆発などの演出が起こるワールドなどが、ユーザー自身の手によって生み出されています。 また、どうぶつの森ではヴァレンティノやマークジェイコブスなどのファッションブランドがアイテムを公開・配布し、香港の民主化運動の新たな舞台になっています。 RobloxやMinecraftでも同様の規模感でライブイベントやアイテム売買などの経済活動や交流が行われています。 Robloxは、Andreessen Horowitzなどから累計約300億円以上を調達し、去年の1月時点で月間10億時間プレイされる驚異的なサービスです。 2019年
こんにちは。.HUMANSの福家隆(@takashifuke)です。 最近、音声プロダクト開発に向けていろんな人に会わせていただきながら、ざっくりと音声アシスタント(Siri・Google Assisntant・Alexa)の利用状況を聞く機会が増えました。 膨大なボリュームを調べていないため反論もあると思いますが、結論から言うとSiri(もしくはGoogle Assistant)を日常的に使う人はほとんど見当たりません、今のところ。 ここで言う「日常」とは、日々持ち歩くスマホやスマートイヤホン経由で音声アシスタントを少なくとも毎日、2-3度以上は起動・利用するシチュエーションを指します。 肌感としては自宅でEchoシリーズを使っている方が1/5人の割合、スマホの音声アシスタントを日常的に利用する人は数十人に一人くらいと言ったところ。ちなみにAlexaはスマホには進出していないため、自宅ユ
5G時代には「XRデバイスがスマホに取って代わる」 Magic Leap CEOが描く近未来:DOCOMO Open House 2020 1月23日に開催された「DOCOMO Open House 2020」の講演で、Magic LeapのCEOであるロニー・アボビッツ(Rony Abovitz)氏が登壇。5G時代におけるMR体験の提供について、同社の考えを語った。 Magic Leap(マジックリープ)は、米国フロリダ州に本社を置く企業だ。現実世界の映像に仮想世界の映像を表示できるMRヘッドセットを開発しており、2018年8月には「Magic Leap One」のクリエーター向けエディションを発売。2019年4月26日には、NTTドコモからの出資2.8億ドルを含む資本・業務提携が発表されている。 DOCOMO Open House 2020では、同社のヘッドセット「Magic Leap
今回はAR (拡張現実感) の歴史を振り返る記事になります。 「Weekly AR Review」という形で毎週のARを追いかけていますが、今回はレンジを広げて、ARの100年にわたる歴史を紐解きます! 1901年の小説『The Master Key』から始まり、Magic Leap One、HoloLens、ARKitの誕生までの展望を振り返ってみます。 長文になってしまいましたが、最後までお付き合い頂けると幸いです。 ARの概念の誕生ARの概念の誕生は1901年に遡ります。 小説家ライマン・フランク・ボーム(L. Frank Baum)が自身の小説「The Master Key: An Electrical Fairy Tale」の中で、現実の世界にデジタルを重ね合わせる電子ディスプレイの概念を提唱したことが始まりとされています。 物語の中で主人公に与えられた贈り物の一つ『charac
【全文書き起こし】XR Kaigi2019基調講演「XR作戦会議〜未来に向けて何をすべきか?」(前編) (左から川島優志氏、近藤“GOROman”義仁氏、水口哲也氏) 2019年12月3日・4日東京秋葉原にて、国内最大級のVR/AR/MRカンファレンス「XR Kaigi」が開催され、基調講演「XR作戦会議〜未来に向けて何をすべきか?」ビジョナリートークが行われました。 XR黎明期を支えたNiantic,Inc 川島優志氏、株式会社エクシヴィ 近藤“GOROman”義仁氏、Enhance 水口哲也氏、本誌編集長の久保田瞬が登壇し、XR業界の第一線で現在進行中の事例を紹介。またXRにおける日本の強みや求められるものについて「つながる・共有する・高め合う」をコンセプトにXRの過去と未来について語りました。 目次 1. 日本初XR Kaigiを目指し、1500名が集結 2. 重鎮たちが語るVR/A
見つけたら追記します Hololens2+HandTracking Oculus LeapMotioin MRTK 最後に Hololens2+HandTracking ハンドトラッキング操作でのメニューの場所についても書いてある medium.com 左手のそばに出して、自分の好きな空間に固定するか、編集する対象のオブジェクトの横に出すとか Oculus Oculus Questのハンドトラッキング設計プロセス、必見。 従来のVRがステップ関数の集まりであると認識したうえでありとあらゆる人間工学とUI研究をやり直している 加えて見た目を影にして、周辺に来た時にポリゴン粉砕するとかアルファブレンドするとかも効果として設計済。https://t.co/XLx672dr5b pic.twitter.com/cPyxz7Sytf — Akihiko SHIRAI, Ph.D @聚逸虚拟现实工作室
最も多く使われたARアプリやAR広告の浸透度は? 調査レポート ゲーム業界のリサーチ会社Superdataは、AR利用に関する調査レポートを発行しました。調査レポート中では「AR広告はまだ消費者に行き届いていない」と報告される一方、「見込み顧客として有望なARユーザーの特徴」も見えつつあるようです。 (以下、画像の引用元は当該レポートより) AR体験の機会 トップはソーシャルメディア ARを使うアプリでは、Snapchatなどのソーシャルメディアがトップです。78%のARユーザーが「日常的に使用する」と回答しており、中でも6割以上が写真に重ねるARエフェクトを用いていることです。 2位のARゲームについては、リリースから3年が経つ現在でもナイアンティックの「ポケモン GO」が人気を集めています。同社の新作「ハリー・ポッター:魔法同盟」や、ロングセラー「Minecraft」のARゲームアプリ
米ロイターは、アップルがARスタートアップAkonia Holographicsを買収したと報道しています。アップルは買収の目的についてコメントしていませんが、近年活発になっている同社のARデバイスに向けた動きに繋がるの... 今回特許出願されたARデバイスには、「周辺(peripheral)プロジェクター」と、「中心窩(foveal)”プロジェクター」という、2種類のホログラフィックプロジェクターが搭載されています。周辺プロジェクターは、FOV(120度)全体に低解像度のイメージを投映し、中心窩プロジェクターは、網膜の位置(FOV20度)に高解像度のイメージを投映します。 (視野角のイメージ。外周の「Apple Patent」が今回の特許にある120°の視野角) 特許出願書では、レーザーアレイプロジェクターが光を出力し、光学“分布(distribution)”導波管へと出力される仕組みが
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