小学生に教えるために編集者歴17年の父親が本気で考えた…「きちんと伝わる文章」を書く10のコツ 「説明ができる」とは「生きる力がある」ということ 「読みにくい文章」にはどんな特徴があるか ②1つの文に2つのことを書かない 子供は特に論理構成に不慣れなので、一文にいろいろ詰め込むと文章がめちゃくちゃになりがち。一文に書いていいのは1つの事項、次の説明はいったん「。」で区切って別の文にする、と決めるとだいぶすっきりする。私も文章を書いていて、こんがらがってきたな、と思ったらいったん文を分けるようにしている。文が簡潔になるだけでなく、別の文と順番を入れ替えて整理することがしやすくなる。 ③説明していない数や概念をいきなり出さない 説明不足を防ぐ技。説明に使っていい数は、問題文にある数と、自分が書いたそこまでの説明文中に出てきた数だけ。それ以外の数が出てきたら途中の説明が抜けている。数に限らず、問