昨日の覇者は今日の敗者 戦国時代、駿河の大国(今川義元)は、弱小だと侮っていた尾張の小国(織田信長)に油断をつかれて桶狭間で討ち死に。昨日まで弱小であった国が, 下克上、群雄割拠の時代、あっという間に、並みいる列強を押しのけ、勝者に躍り出る。反対に、権勢,栄華に酔いしれている、暗愚な君主をいだく、国はたちまち滅びさる。 今日の企業間の戦いもまさに戦国時代。今までの安定した平和な日本では、大きな会社の社長は部下からの意見を吸い上げ、人間関係の調和を保ち、調整型の何もしない、どちらかというと無能な官僚型人間が良かった。最も典型的なのは東京電力を筆頭とする電力会社。特別な事をしなくとも、組織は動き、企業の規模の大きさと官僚や政治家への影響力が重要であった。しかし今日の乱世では、大企業が安定と言える訳でなく、大小入り乱れての群雄割拠。有能で将来が見通せ、早い決断の出来る経営者が嘱望される時代となっ
ソニーに13年間在職し、その後、AOLジャパンや会計ソフト会社『弥生』などで社長を歴任した平松庚三氏はこう言う。 「盛田・井深時代は役員から平社員まで、自分がソニーを支えていると思って仕事をしていた。クセのある人も多く、わがままなヤツばかりでしたが、お互いが切磋琢磨していた。それを盛田さん、井深さんは面白がっていた。その代表格がPSを開発した久夛良木健氏でしょう。彼はいつも自分の好きなことをやっていて、上司の言うことを聞かないことで有名だったが、経営陣は優秀さを買い、あえて放し飼いにしていた。その結果、彼は何千億円という売り上げをもたらすPSを開発した。ところが、近年の経営陣にそうした懐の深さはない」 米国流経営の失敗そして、出井氏が社長時代に導入したのが、EVA(経済的付加価値)と独立採算制だ。EVAとは、投資した資本に対して一定期間にどれくらいのリターンを生み出したかを把握するための指
「自分が欲しいものをつくればいい」 国内家電メーカーが軒並み苦戦を強いられている。ソニー、パナソニック、NECといった名門企業が、大幅赤字を計上し、大規模な人員削減を余儀なくされている。一方で、時価総額で世界最高を記録したのがアップル。スマートフォン「iPhone」、タブレット端末「iPad」で市場をリードする。かつてソニーに在籍し、米国アップルのマーケティング担当副社長も務めた前刀禎明氏に、家電メーカー再生の処方箋を聞いた。 ――「ウォークマン」のように世界中の若者に支持された大ヒット商品を世に送り出したソニーは、なぜ凋落したのか。 前刀 転換点は1995年4月、出井伸之氏が社長になったとき。過剰投資で悪化していた財務体質を改善するため、独立採算のカンパニー制を導入した。社内ではP/L(損益計算書)が幅を利かせた。そんな風潮が創業以来続いてきた“尖ったものづくり”という冒険心を現場から奪
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "社内カンパニー" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL (2023年2月) 社内カンパニー(しゃないカンパニー)とは、企業内において一つの会社(法人)のように位置付けて運営される独立採算制の事業部門である。その制度は社内カンパニー制(しゃないカンパニーせい)、社内分社制度(しゃないぶんしゃせいど)、社内部署制度(しゃないぶしょせいど)とも言われ、持株会社のような経営管理を内部組織、あるいは同一法人のままで行うための仕組み[1]である。形式的には事業部制(事業カテゴリー制度)や京セラ、および第二電電(DDI、現・KDDI)創業者の
Sony MobileがCES 2014で展示されていたメガネ型ARデバイス「Sony SmartEyeglass」のコンセプトの公式動画を公開しました。これは現在スペイン・バルセロナで開催中のMWC 2014イベントでも展示されているそうです。 Sony SmartEyeglassは、通知や情報を適切なタイミングでユーザーの目の前に示すことを目的に開発されているウェアラブルデバイスです。製品自体はまだコンセプトの段階なので、商品化されるのがいつになるのかはわかりません。 これを着用することで、例えば、空港内ではチケット情報を基に出発ゲートの方向を示したり、サッカーの試合をスタジアムで観戦している場合は、今ボールを運んでいる選手が誰なのかを表示することが可能。また、テキストメッセージや不在着信を表示したり、カメラで写真を撮影することも可能とされています。 公開されたデモ動画にはSmart
自分の中で、先週一番の衝撃的なニュースがこちらでした。 スマホの「Xperia」と連携してメールや着信を教えてくれる腕時計「SmartWatch MN2 」 天下のソニーのリリースですが・・・ほとんど話題にもなってないと思う。 Xperiaと連動してメールや着信を教えてくれるBlueToothの時計だそうで・・で、コレ見た瞬間・・・ iPod NANOを時計として使うバンドが中国の名も無いメーカーでいっぱい作られて死ぬほど売られてるわけで、 どうしようもなく、SmartWatch MN2 がパチ感たっぷりに見えてしまった私です。 デザインやすっぽ!!!!! こんなやすっちい時計、付けて出かけられないよ・・涙。スマホをバッグにしまい込んで、そのメールの着信を時計で見るニーズがどれだけあるのか・・無いだろ、フツー・・・ 時計見ていた。メールが来たというプッシュが来た。慌てて鞄からスマホを取り出
120131_52_フリーランスとか大手とか言ってないで「ソニーの開発18か条」を今こそ振り返ってみよう! 昨日、人生の先輩に当たるお二人と恵比寿にて焼き鳥&ビール♪ メンターの大切さ、ソーシャル〜な話、新卒の就職活動、大手企業の話、色々とお話をする中で「SONYの開発18か条」というものの存在を教えて貰いました。自分にとってもの凄く示唆に富んでいたので皆さんにもシェアさせて頂きます。 これは、ウォークマンの開発に携わった大曽根さんという方のチームで唱えられていたものだそうです(出井さんCEO就任前に)。まずはご覧下さい。 ソニーの『開発18か条』 第1条:客の欲しがっているものではなく客のためになるものをつくれ 第2条:客の目線ではなく自分の目線でモノをつくれ 第3条:サイズやコストは可能性で決めるな。必要性・必然性で決めろ 第4条:市場は成熟しているかもしれないが商品は成熟などしていな
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 昨日掲載した記事では、Richard Stallman氏の講演の導入部分をレポートした。 この講演は、ドイツ・ベルリンのブランデンブルグ科学アカデミー デジタルイニシアティブ「TELOTA」の10周年を記念したイベントでのスピーチで、テーマは「コンピュータネットワーク時代における著作権とコミュニティ」だ。 今回は講演の中で「著作権」に関する部分を紹介する。Stallman氏は著作権の発達に影響を与えた複製技術の進化とともに、著作権の変遷をなぞってみせる。 複製手段が書き写ししかなかった昔、複製を1部作成するのは時間がかかり、規模の経済が当てはまらないため、当時の人々には著作権という考えが浮かばなかった。その後、印刷機の誕生によって複製作
図の表現から直接的に呼び起こされる事はアップルは消費者が本当に欲しいものを言わないしマーケッターや詳しい専門家は正しく実行する事はできないと理解していて、マッケーターの言う通りにも消費者がいう通りにもしないで自ら考えて実行していて、ソニーは消費者が欲しいというものを素直に受け取りマーケッターの調査や専門家が言う事を正直に実行する。その結果として、ソニーが用意するメニューはアジアニズムになり、アップルのメニューはアッティシズムになります。 しかし、そのような前方参照的な事からこの結果がでてきたわけでなく、アップルは自らの起源としてのアメリカーヨーロッパの歴史からくる古典主義的な純粋さを尊重し、装飾しない事を美しいとしています。しかし、ソニーは歴史的にはアメリカヨーロッパに進出するため、その美意識を創業者は学びその純粋さから登り詰めましたが、その意味を理解できなかった他の経営幹部、あるいはその
ジョブズ亡き後もiPhone4Sの発売から3日で400万台販売するなど、アップルの快進撃は今も続いています。2007年に初代iPhoneが発売されてからの好調さで、過大評価な面もありますが、1997年の復帰直後に「iMac」や「iPod」などを出した当時、「ただの色違いのパソコン」「パソコン分野から降りた」と言われてきました。 ジョブズがアップルへの復帰の際、ソニー共同創業者盛田昭夫氏の死に哀悼の意を表し、「トランジスタラジオ・トリニトロン・ウォークマンなどといった革新的な商品開発を、アップルに大きな影響を与えた」と賞賛した時代もありました。その製品思想は「ライフスタイルを変える・小さくカッコよい」と、ある意味では全盛期のソニーのコンセプトを昇華している面が強く、「アップルは2000年代のソニーである」とも言えるでしょう。両社の以下の歩みを見ますと、 主だった内容をピックアップしましたが、
アップルの共同創業者、スティーブ・ジョブズ氏が10月5日死去した。8月の最高経営責任者(CEO)退任時から、これまでの功績や今後のアップルの行く末について世界中のメディアでとりあげられていた。 Appleのスティーブ・ジョブズ氏が最高経営責任者(CEO)から降りた。世界最優良企業のCEO退任ということで、世界中のメディアがこぞって記事を載せた。Appleが他のIT企業と最も大きく異なるところは、常に革新的なハードウェア機器をベースに新たなLife Styleを提供してきたことにある。それはジョブズ氏がAppleを創設したときから普遍のものである。 最近、Appleの成功を見て、ハードウェア商品が中心である日本の家電メーカーから「ネットワークとコンテンツの融合」という言葉を聞くが、これでは新規商品・事業は生まれてくるとは思えない。具体性に欠けているし、成功の根底にあるのは「魅力的なハードウェ
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