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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/sunafukin99 (8)

  • 錯覚の世界 - すなふきんの雑感日記

    http://d.hatena.ne.jp/JD-1976/20090819/p1とりあえず池上先生の経済解説はもういいや、などと思いつつ、テレビ東京にチャンネルをかえると、「“ワケあり”で儲かったワケ教えますSP」という番組をやっていた。不況でも抜群の発想で儲かるベンチャー・ビヂネスを紹介する、いつものアレだ。私はこの手のお話を聞いてもテンションが下がってしまう。説教されてるような気分になるからだろう。 なんとなく日経済言説状況の縮図を見たような気がして、私は結局テレビを消した。ミクロとマクロの切り分けが出来ないために、あたかもミクロの努力が集合すればマクロ全体の改善につながるような錯覚が生まれてしまう。こういう発想が日における(今でも基的に衰えない)構造改革シンドロームの根底にあると思う。そもそもパイが増えない状況=不況では、限られた資源を奪い合う椅子取りゲームになるだけで、誰か

    nuffy
    nuffy 2009/08/21
    『ミクロとマクロの切り分けが出来ないために、あたかもミクロの努力が集合すればマクロ全体の改善につながるような錯覚が生まれてしまう。』
  • 現実はこうなんですけど・・・。 - すなふきんの雑感日記

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090615-00000536-san-bus_allある大手の結婚相手紹介サービス業では今年1〜3月期で、20代の登録が前年同期比50%の増加。とくに女性が増えている。公務員の男性限定のお見合いパーティー企画だと、あっという間に女性枠が埋まってしまうらしい。白書では「なぜ若者は結婚しない、できないのか?」と題する分析コラムを掲載。東京の25〜34歳の未婚女性の約7割が年収400万円以上の男性を求める*1一方で、同年代の未婚男性の約8割が“要求基準”に満たないことを紹介し、需給の溝を指摘している。しかし皮肉な話だよなあ。「改革」の結果チャレンジ精神旺盛な社会に生まれ変わるはずが、なぜか結婚相手に求める条件が公務員だったり専業主婦が可能なほどの余裕だったりと、リスク回避的な傾向はむしろ昂進している。どこでどう間違ったんだ

    nuffy
    nuffy 2009/06/17
    なんか名言だらけ
  • なるほど>不況は企業を鍛えない - すなふきんの雑感日記

    酔狂人さんより拙エントリへのトラックバックをいただいた。http://d.hatena.ne.jp/suikyojin/20090125/p1イノベーションの成功率は低いので、画期的な発明は資金の潤沢な企業においてなされることが多い。ちょうど、「初代Macintosh、25歳になる」という記事がある。このMacintoshの基になったアイデアの多くがゼロックスのパロアルト研究所に発していることは、多くの人が認める事実である。物事は過去に何の積み重ねもなく「突如発生」するものではなく、新しいアイデアや革新的な技術も過去の知恵の蓄積のみならず「壮大なる無駄」を伴う試行錯誤の末に生まれるということかもしれない。となればその無駄を担保出来るだけの潤沢な経済力というものが必要になってくるとも言えるのではないか。革新的技術が圧倒的に先進国で生み出される事実を省みても、そもそも経済的なバックボーンとイノ

    nuffy
    nuffy 2009/01/26
    前エントリと併せて。ちょっと考えれば分かりそうなものなんだよなぁ。シバキ主義はただの破壊衝動なんだろうけど。
  • 「上から目線」の構造改革論について - すなふきんの雑感日記

    http://www.ichigobbs.net/cgi/15bbs/economy/0576/232-239234: 名無しさんの冒険  2008/08/28(Thu) 17:11(抜粋)たとえば、道路工事をやっていた人がいきなりIT技術者になることは少ないかもしれないが、土木技術者→建設技術者→機械技術者→重電技術者→電気技術者→電子技術者→IT技術者なんていう人の動きで、結果として土木技術者が大きく減り、IT技術者が大きく増えたりする(単なる例だから、正確ではないと思うけど。)また、企業自体も繊維産業→化学産業→薬品・化粧品(東レ、カネボウ)とか業種をシフトしていく。>市場経済では、これらの余剰人員が吸収される保証はないと考えてよいのでしょうか。どのくらいの失業者が出るか、というのは短期的な景気の話。日銀の金融政策や政府の財政政策でコントロールできる話(失業率とインフレ率には負の相関

    nuffy
    nuffy 2008/09/01
    ミクロ介入はおkな構造改革
  • あからさまなダブスタにとぼける人々 - すなふきんの雑感日記

    Apes! Not Monkeys!〜「恵まれた者が批判されるのは世の常」ってさぁ…コメント欄より>そんなに窓口で不愉快な体験をしたり、仕事上の付き合いで筆舌に尽くしがたいソーゼツな経験を舐めたりしとるんでしょうかな。昔は(国鉄も含めて)そういう批判が多かったような記憶がありますが、最近はひとえに給料が高い(ってその実大幅には下がってないというだけですが)、雇用が安定している、に集約されてますな。私なんかは最近流行の「文句があるなら転職すれば」にならって「そんなに文句言うなら公務員になればよかったのに」とか思ってしまいます。まあバブル期に学生時代を送った世代のバイアスがかかってることは確かですが(^^; あの頃は誰も公務員が恵まれてるなんてこと言わなかったですから。「社員もいろいろ」発言については私もしつこく言及してますけど、ほんと「言葉は悪いけど言っちゃえばコッパ役人」をバッシングしてる

    nuffy
    nuffy 2008/06/16
    貧すれば鈍すだよなぁ・・・
  • 日経新聞読者の金融政策観 - すなふきんの雑感日記

    ■[トンデモ][これはひどい]日経新聞読者の金融政策観 山崎元のマルチスコープ〜白川日銀新総裁に利上げを望むのか 調査結果によると、政策金利について「据え置きを望む」が48%と最大多数だが、「引き上げを望む」が44%に及び、「引き下げを望む」が8%と、上げ下げには大きな差が付いた。アンケート対象が、日経新聞の読者であること、インターネットでの調査であることなどから、この調査対象は、平均的な日人よりも経済リテラシーが高い層だろうと考えると、金利引き上げを望む声がこれほど多いことに少々驚いた。 私も驚いた。経済学の基でもわかっていればこの経済状況で利上げなど暴挙ということがわかりそうなものだ。もうこれは物理学の法則に匹敵すべき常識と言ってもいいかと思う。この国のこの程度の経済リテラシーの由来が気になるところではある。 武藤副総裁の昇格人事に反対した際の民主党の仙石議員らの議論によると、「低

    nuffy
    nuffy 2008/04/29
    でも、何かに鬱憤をぶつけたいだけで考えたくない人には届かない・・・
  • 秀逸な論点 - すなふきんの雑感日記

    ■[世相その他]秀逸な論点 日々一考(ver2.0)〜個人的にはお腹一杯(汗 財政赤字削減という意味では、削減できるところは削減し、税収増加を図ることが必要だろう。但し、消費税増税により税収増加を図ることは我が国の経済成長を阻害する。特にデフレが残存し、海外経済のリスク要因の顕在化、減少する賃金、原材料価格の高騰といった状況が家計を圧迫している下での消費税増税は特に低所得者層に対して影響が甚大となる可能性が高い。我が国の財政問題が一朝一夕で解決するような問題ではないからこそ、中長期的に国民生活を阻害せず、活力を維持しながら段階的な財政再建を進めることが必要ではないだろうか。 又、最低賃金の引き上げ議論に関しては、それが何の目的でなされるのかを考える必要があるだろう。つまり、門倉氏が言うようにワーキングプアを生み出さないためのセーフティネットとしての意味合いを持たせるのであれば必要な水準まで

    nuffy
    nuffy 2008/04/17
    民度の問題・・・なのか?
  • 経済成長を否定しはじめた保守派の怪 - すなふきんの雑感日記

    かつて経済成長目覚しかった頃、経済の発展は同時に環境汚染などの社会問題を生み出し、それに対して批判的な主張が主に左派の側からなされてきた。これについて皮肉なことは、当時の左派による批判の根底に流れていたのは反経済成長主義的な(くたばれGNP的な)思想だったのだが、現実には経済成長に伴う技術進歩が結果として環境汚染を低減する成果を残していったという、その後の流れがそれを反証しているように見えることだ。たしかに、少なくとも公害問題については1970年代の光化学スモッグなどの経験を記憶している身にしてみれば、現在は相当改善されているといった印象を受ける。もちろん、左派やマスコミの突き上げを受けた行政による規制が企業活動を律してきたことも事実だが、それにも増して企業側の対応能力の高さが問題解決に寄与していたこともまた事実だといえそうだ。なぜかメディア的にはあまり目立たない見方のようだが、これは戦後

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