南アフリカ基礎教育省が、州立学校のCAT(コンピュータアプリケーション技術)及びITの授業や試験に使用する標準ソフトウェアをMicrosoft Office2010および2013に定めることを関係者に書面で通達したとのこと。これは実質的に、授業でFOSSソフトウェアの使用を禁止することを意味するという(本家/.記事)。 また、ITの授業で使用する標準プログラミング言語をDelphiに定めるとしている。だが現在、Javaで授業が行われている地域があるため、施行を2015年以降とする配慮がなされている。 南アフリカは数学や科学の分野における教育が遅れており、また学校は生徒で溢れ教育予算が追いついていない。今回の決定は、Microsoftの高いライセンス料で学校の低予算に追い打ちをかけることになるとのこと。