ビッグデータ関連のビジネス領域が全体として盛り上がっているのは、Hadoop、HDFSなどの初期の頃のソフトウェアから、Apache Sparkまで含めてオープンソースソフトウェア(OSS)の寄与するところが大きいと言って良いだろう。そしてそれをコマーシャルバージョンとして顧客に提供することで、「Hadoop御三家」と言われるベンチャーが商業的に成功するためにしのぎを削っているというのがIT業界の認識としては正しいと思われる。そのHadoop御三家のひとつで、Yahoo!でHadoopを開発したDoug Cuttingも所属するのがClouderaだ。 その日本法人であるCloudera株式会社は2018年2月7日、メディア向け説明会を開催した。本社からはCEOのTom Reilly氏が、そして日本法人からは2017年11月に代表に就任した中村共喜氏が参加し、Clouderaの戦略などを説