埴科郡坂城町にあるモスク(イスラム教礼拝所)を管理する一般社団法人「ビラールモスクナガノ」が、土葬が一般的なイスラム教徒(ムスリム)向けに、長野市豊野町豊野にある霊園「信州メモリアルパーク豊野霊園」の西端の一角約100平方メートルの永代使用権を得た。火葬が主流の国内で土葬を受け入れる墓地は少ないが、霊園の土地が空いていたことなどから、まとまった広さを確保できた。埋葬の方法など細部の検討はこれからだが、土葬を希望するイスラム教徒に使ってもらう予定だ。 墓地埋葬法は遺体を葬る方法として火葬だけでなく、土葬も認めている。ただ、実際には火葬がほとんど。県内のイスラム教徒らによると、宗教や国籍の違い、墓地を所有する寺院の檀家(だんか)の抵抗感などから土葬できる墓地はなかなか見つからない。 同霊園は約9千平方メートルで、宗教を問わず受け入れている。今回は、同霊園で個人的に墓地の永代使用権を取得したイス
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