それは“奇策”というべきか。低価格路線で成長してきたラーメンチェーン「幸楽苑」が、一転して価格帯が全く違う「いきなり!ステーキ」の看板を借りて、新たにステーキ店を展開するというニュース。大規模にチェーン展開している外食企業が、ほかの会社のフランチャイズになるのは、あまり聞いたことがありません。背景にあるのは人手不足や原材料費の値上がりなどのコスト上昇ですが、いわば他人の「ひさしを借りて」生き残りを図るという決断の裏には何があったのでしょうか?(経済部記者 加藤ニール) 11月8日、ラーメン店などを展開する幸楽苑ホールディングスが、「いきなり!ステーキ」を運営するペッパーフードサービスとの間でフランチャイズ契約を結んだと発表。 両社の経営幹部ががっちりと握手を交わしました。幸楽苑は、ことし12月にまず福島県にある店を「いきなり!ステーキ」に転換。その結果を見た上で、傘下のラーメン店などを「い
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