先日土曜、いつものように王様のブランチを漫然と観ていたら、ちょっと我が耳を疑うような夢みたいな話が聞こえてきた。この廿一世紀のニッポンにおいて、 六〜一二歳の少女しか出てこない映画 などというデンジャラスな代物が上映されるらしい。ベルギー=フランス製作の映画だそうだから、専門用語で言えば「赤毛物」のジャンルにカテゴライズされるわけではあるが、何の専門用語であるかは勿論スルーしていただきたい。 依然語った通り、オレはガイジンさんにもガイコクにも興味がないので、何らかの理由がない限り海外の映画は基本的にそれほど観ない。しかし、この映画に関してはどうやら観に行かねばならないという義務感のようなものが身内にこみ上げてきたので、早速ネットで詳細を調べてみた。 作品タイトルは「エコール」といって、その筋の者には覚えのあるギャスパー・ノエという映画監督の事実妻であるルシール・アザリロヴィックが監督した作
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