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ブックマーク / drmagician.exblog.jp (6)

  • 【AI】網羅的に論文を検索するためのPubMed検索式をChatGPTに生成させる方法 | EARLの医学ノート

    網羅的に論文を検索するためのPubMed検索式をChatGPTに生成させる方法 ■PubMedで目的に合った論文を網羅的に探す際には検索式が必要であり,自分で検索式を組み立ててもいいが手間ではある.そこでChatGPTに検索式をたててもらう方法がある.では,ChatGPTに検索式を生成してもらう際にどのようにプロンプト(質問や要求)を組めばいいだろうか?一番多いであろう質問の仕方は「『〇〇』についての論文をPubMed検索するための検索式を考えてください」という簡潔なパターンだと思われる.サラッと気軽に検索して程度ならこれでもいいだろうが,網羅的検索には向いていないプロンプトである.以下では,網羅的検索を行うためのPubMed検索式をChatGPTに生成してもらうための手順を解説する.なお,網羅的ではない検索をAIで行う場合は,ElicitかConsensusを使用するのがおすすめである(

    【AI】網羅的に論文を検索するためのPubMed検索式をChatGPTに生成させる方法 | EARLの医学ノート
  • 明日からの臨床に役立たない(?)が思わず二度見する論文集2016 | EARLの医学ノート

    だいぶ間があいてしまいましたが,久々の「明日からの臨床に役立たないが思わず二度見する論文集」です.抄読会にぜひどうぞ. ■独身の幸せとは・・・ Girme YU, Molloy PR, Overall NC. Repairing Distance and Facilitating Support: Reassurance Seeking by Highly Avoidant Individuals Is Associated With Greater Closeness and Partner Support. Person Soc Psychol Bulletin 2016; 42: 645-61 意見の不一致や衝突を避けるタイプである回避型の人は一生独身でも幸せでいられる.4024例の24年間前向き観察研究. いやそう言われましてもですね・・・(独身) ■10代で充実した恋愛をすると精

    明日からの臨床に役立たない(?)が思わず二度見する論文集2016 | EARLの医学ノート
  • HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)の検証記事の御紹介 ~「薬害騒動」の真相~ | EARLの医学ノート

    ■子宮頸がんを予防する目的で日でも導入されたヒトパピローマウイルスワクチン(HPVV,通称「子宮頸がんワクチン」)は、接種後に有害事象がでたことが問題となり,積極推奨からはずれることになった経緯がある. ■ワクチンでは副反応が問題とされやすい.ワクチンはその性質上,免疫系の副反応を多少ともなうことは避けられない.また,ワクチンは健康な人間に接種されるため,病気を発症している患者に投与される薬剤とは異なり,副反応に関するハードルは高くなってしまい,過剰にたたかれる要因となっている.ワクチン接種後に発生した疾患や死亡に関して,ワクチンとの関連性を判定することは基的には不可能であり,あくまでも前後関係に過ぎない.しかしながらこれらが因果関係ととられる誤解が生じ,結果的にワクチンの風評を生み出していることも少なくない. ■このような性質をもつワクチンは,いわゆる薬害団体や反医療主義者,科学的根

    HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)の検証記事の御紹介 ~「薬害騒動」の真相~ | EARLの医学ノート
  • Epidemiology誌の津田敏秀氏の甲状腺癌の論文について | EARLの医学ノート

    ■この件はこのブログで触れる予定ではなかったのですが,インターネット上のとある場所に書き込みがあり,思うところがあって記事を書きました. ■東日大震災に伴う福島第一原発事故においてはインターネット上で様々な情報が飛び交っているのは御承知の通りで,その中にはデマが多数混じっていること,これらのデマに便乗して活動している学者がいることも事実です.その上で,とりわけ注目されている小児の甲状腺の問題はこの4年間で多数のデータ報告が出てきました.放射能の影響がどの程度あるのか,今後も見ていく必要がありますが,少なくともデータを客観的かつ公平にバイアスなく解析・考察する必要性がでてきます. ■そのような中,先日,岡山大学の津田敏秀先生の論文がEpidemiology誌にpublishされました.甲状腺癌の推移のモニタリングは今後も必要であり,データを解析しようとした津田先生の姿勢は,内容の妥当性は別

    Epidemiology誌の津田敏秀氏の甲状腺癌の論文について | EARLの医学ノート
  • 【論文】医療ジャーナリストの報道の情報ソースは? | EARLの医学ノート

    ■日には数多くの医療ジャーナリストがいて,さまざまな番組,書籍などで情報発信を行っています.注意すべきは,医療ジャーナリストはその情報に一切の責任を負わないことです.たとえ間違った情報を発信して,それが原因で人が死んでも医療ジャーナリストが法的に裁かれることはありません.そして我々医療従事者と違い,その情報発信力は絶大です.マスコミの医療監修は不十分で,視聴率重視ですから,デマに近い反医療的発言でもめったに訂正することはありません.言論の自由とやらに保護されている書籍も同じです.そして,この間違った医療情報発信に対して間違いを指摘してきた医療従事者を医療ジャーナリスト側からシャットアウトしてしまうケースもしばしば見られます.ここで特定の人物を名指ししたりはしませんが,そういう医療ジャーナリストがはびこっているのが現実です. ■医療ジャーナリストはあくまでも素人です.論文を片っ端から読んで

    【論文】医療ジャーナリストの報道の情報ソースは? | EARLの医学ノート
  • インフルエンザワクチンは有効か? | EARLの医学ノート

    Summary ・インフルエンザワクチンに予防効果がないと主張する前橋レポートは恣意的なデータ解析がなされ,無理やり有効性がないと結論づけられているが,データ自体は有効であることを示している. ・インフルエンザワクチンの効果は個人と社会両方での評価が必要である. ・高齢者においてはインフルエンザワクチンは有効でない可能性が高い. ・学童・学校はインフルエンザの増幅環境であり,インフルエンザワクチン接種によりindirect protection作用を介してインフルエンザの拡大を防ぎうる. ・小児~若年者のインフルエンザワクチン接種はindirect protectionにより高齢者やハイリスク患者のインフルエンザ関連死を減少させる. ・インフルエンザワクチンは発症を完全には予防できないが,60%前後の予防効果を有する. ・インフルエンザワクチンによる重症化予防については特にハイリスク患者に

    インフルエンザワクチンは有効か? | EARLの医学ノート
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