大相撲夏場所(12日初日・両国国技館)の新弟子検査が1日、両国国技館内の相撲診療所で行われ、武蔵川親方(元横綱武蔵丸)のおいで18歳のフィアマル・ペニタニ(米ハワイ州出身、武蔵川部屋)ら受検した6人全員が、身長167センチ以上、体重67キロ以上の体格基準をパスした。合格者は内臓検査の結果を待って、初日に発表される。 アメリカンフットボール経験者のペニタニは武蔵川親方の妹の長男。187センチ、130キロと堂々たる体格でクリアした。 ことし春場所までの新弟子検査合格者は55人。今回で全員が合格すれば、年6場所制となった1958年以降では最少だった昨年の56人を早くも上回ることになる。(共同)