明治神宮外苑の再開発について東京都は、環境アセスメントの手続きが終了していた再開発事業を認可しました。この事業をめぐっては名所のイチョウ並木への影響を懸念する声があがっているほか、都の審議会では影響調査が不十分と指摘されています。工事の計画はどうなっているのか、これまでの経緯とあわせまとめました。 東京・新宿区などにまたがる明治神宮外苑の再開発をめぐり、事業者は743本の樹木を伐採する計画を示す一方、名所のイチョウ並木については保全するとしています。 これについて、専門家などからは伐採本数や保全方法などについて疑問の声が上がっています。また、超党派の国会議員による議員連盟は、計画の見直しを求める決議書を都に提出していて、決議書では「樹木の大量伐採やイチョウ並木の枯死の危機、高層ビルによる景観の破壊など懸念される内容が数多く含まれている」と指摘しています。 公示された事業者の着工届の内容は