福島第1原子力発電所の処理水海洋放出が始まった24日、中国では食塩が飛ぶように売れ、売り切れになる事態となっている。北京の食料品店で8月撮影。(2023年 ロイター/Tingshu Wang) [北京 24日 ロイター] - 福島第1原子力発電所の処理水海洋放出が始まった24日、中国では食塩が飛ぶように売れ、売り切れになる事態となっている。食の安全を巡る不安が、水産物にとどまらず、海水を原料に作られる食塩にも波及した形だ。 一部報道やロイターの調査によると、沿岸部の福建省や北京、上海の一部では、オンライン食品宅配サイトで塩の複数のブランドが売り切れになっている。 ソーシャルメディアには「本当は買いだめする必要はないのだが、今朝パニックになっている人たちを見て、10パック注文した」、「岩塩などを買った。海塩は買わない」という投稿が見られた。 株式市場では、一部の淡水化処理企業が急伸した。 福
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