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2023年2月12日のブックマーク (4件)

  • ヒナにスバルくんを消費させてよ「ガチ恋粘着獣/星来」にみる力関係の逆転|カメノゾ

    輝夜雛姫(以降ヒナちゃん)、20歳女子大学生。動画配信グループ「コズミック」の一人であるスバルくんのことが好き。 チャンネル登録100万人達成時にはケーキを焼いてお祝いし、泣いて喜ぶ熱心なファンだ。 けれど、彼女の熱心さはただのファンの域をとっくに超していた。ヒナちゃんは画面の向こうのスバルくんのことが、当に大好きになっていたから。 りこめろという名前の同担からのマウントに対抗して投げ銭に5万突っ込む、スバルくんの鍵垢からDMが来る、事に誘われたその日にホテルに連れ込まれる。ヒナちゃんは怒濤の勢いで坂道を転がっていく。 ヒナちゃんが来とても純粋な子だということは、最初にホテルに連れ込まれたシーンでよく分かる。元々そのつもりだったのなら即応じていたのだろうが、たとえ大好きなスバルくんが相手でも、ヒナちゃんは会ったその日に抱かれるなんてことはとても出来ず、拒んでしまうのだ。 ここでスバル

    ヒナにスバルくんを消費させてよ「ガチ恋粘着獣/星来」にみる力関係の逆転|カメノゾ
    o_secchan
    o_secchan 2023/02/12
  • 私が夢女だった頃(あるいは嫌われ夢女の一生)|歯塚傷子

    今までのnoteで散々「恋愛感情がわからない」「ヘテロセクシュアル気持ち悪い」などと言い散らかしている私であるが、実はそのような記事をしたためながらいつも良心の呵責のようなものに苛まれていた。 というのも、30年と少しの生涯の中で、一度だけ「あれは激しい恋だった」と呼べるような経験をしたことがあるからだ。 ただし相手は実在しなかったのだが。 そう、私は夢女であった。それもとびきり面倒臭いタイプの。 ご存知ない方のために説明すると、夢女(あるいは夢女子)とは、二次元キャラと自分の恋愛を空想して楽しむ類のおたくのことを言う。 ここからは私の実体験を振り返ることになるが、そのお相手のことをここではAと呼んでおこう。誰であったかを明かさないのは決して照れ臭さや恥ずかしさのためではない。 例えば万が一私が第三者としてAを名指しで書いている夢女のnoteを見つけたとしよう。さすれば私は捨て垢を80個作

    私が夢女だった頃(あるいは嫌われ夢女の一生)|歯塚傷子
  • 三井寿と適切な距離を保って生きていきたかった|歯塚傷子

    スポーツ漫画の金字塔、『SLAM DUNK』の一気読みをしている。 2023年2月現在にこれをやっている、ということでお察しの通り、きっかけは現在公開中の『THE FIRST SLAM DUNK』を観たことだ。世代的にど真ん中をやや外れていることもあり、今まで全く触れたことのない漫画作品だったのだが、Twitterのフォロワーの声に背中を押されて観に行った(フォロワーの皆さんのお陰で面白い映画を見逃さずに済んでいる、当にいつもありがとう)。 で、これがよかった。ぜひ原作も読みたくなったので、大人買いした。そして今に至る。 映画の感想も漫画の感想も言い尽くされているだろうから、それについて語ることはない。いや、語りたいけれども、この記事で言うべきことは他にある。それがタイトルの、 「三井寿と適切な距離を保って生きていきたい」 という話である。 ここからしばらく、いちおたくとしての私の自分語

    三井寿と適切な距離を保って生きていきたかった|歯塚傷子
  • デイミアン・チャゼル監督『バビロン』エンディングで引用される映画史上重要な49の映像の全リスト|映画秘宝公式note

    文:町山智浩 『バビロン』エンディングで引用される映画史上重要な49の映像の全リストを作りました。 サイレントを滅ぼしたトーキー映画『ジャズ・シンガー』のように、映画史を変えた技術革新になった作品が並んでいます。 ただ、『裁かるるジャンヌ』や『女と男のいる舗道』のクロースアップは、『バビロン』のマーゴット・ロビーのクロースアップの撮り方に影響を与えたから、ここに引用されていると思われます。 『アンダルシアの犬』などゴア・フィルムの元祖が並んでいるのは、『バビロン』のグロテスクなシーンとのつながりのようです。 また、『バレエ・メカニック』や『タランテラ』のように映像と音楽をシンクロさせようとした実験映画が多いのは、チャゼルがそれを目指す映画作家だからに違いありません。 1.エドワード・マイブリッジ『動く馬』( 1878 年)アメリカ 走る馬を写した 12 枚の連続写真。ジョーダン・ピールの『

    デイミアン・チャゼル監督『バビロン』エンディングで引用される映画史上重要な49の映像の全リスト|映画秘宝公式note