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ブックマーク / www.jstage.jst.go.jp (13)

  • メンタルモデルを共有しているチームは対話せずとも成果を挙げる:共有メンタルモデルとチーム・ダイアログがチーム・パフォーマンスへ及ぼす効果

    研究の目的は,チーム・ダイアログがチーム・パフォーマンスへ与える影響に関して,共有メンタルモデルが調整効果を持つか検討することであった。大学祭において模擬店の営業を行った団体を対象に,質問紙調査を実施した。大学生・大学院生236名,29チームから回答が得られた。階層的重回帰分析および単純傾斜検定の結果から,チーム・ダイアログは客観的なチーム・パフォーマンス(目標売上達成度)へ単純な促進的効果を持っているのではなく,メンバーがメンタルモデルを共有している程度によって及ぼす影響力が異なることを明らかにした。チーム内でメンタルモデルが共有されている場合,チーム・ダイアログは目標売上達成度に関連しておらず,一定の高いパフォーマンスを示していた。その一方で,チーム内でメンタルモデルが共有されていない場合は,チーム・ダイアログが少ないと目標売上達成度も下がることが示された。主観的なチーム・パフォーマ

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    o_secchan 2018/09/15
  • 社会心理学研究

    In this study, a hoarding tendency is defined as a trait whereby many possessions are saved and cannot be discarded because of their subjective meaning. For this study, an internet-survey of non-clinical individuals was conducted. First, the effects of age and gender on expression of hoarding were investigated. Next, as the main purpose of this study, the causal relationships between hoarding tend

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    o_secchan 2018/08/01
  • クィア神学の可能性

    This article examines the development of “Queer Theology” as a theological response to "Queer Theory." Queer theory focuses on differences among heterosexuals/homosexuals and questions the essentialist idea of sexual identity. It argues against the normativity of heterosexuality and aims to transcend the dualistic thinking of heterosexuality and homosexuality. Thus, queer theology incorporates suc

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    o_secchan 2018/06/08
  • ヒューム研究の現在

    メタデータをダウンロード RIS形式 (EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)

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    o_secchan 2018/05/15
  • エモーション・スタディーズ

    Conceptual and methodological difficulties in emotion research are partially due to our tendency to take emotion as “natural kind” or “natural category.” Due to this, many past studies paid tremendous effort to segment and categorize types of emotions. To advance studies in emotion, I suggest that we should take affects as meta-cognition of emotions. We then should utilize four indexes including s

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    o_secchan 2018/05/07
  • 自由意志信念に関する実証研究のこれまでとこれから:哲学理論と実験哲学、社会心理学からの知見

    Social psychologists have recently begun to explore the problem of free-will beliefs. Philosophers have been working on the problem of free will over the ages, and studies of social psychologists on free-will beliefs are based on past philosophical theories. Meanwhile, philosophers not only argue over the theoretical issue of free will but also engage with the research program of experimental phil

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    o_secchan 2018/04/03
  • 体型印象管理予期と他者の親密度および性別―痩身を望む若年女性において―

    印象管理の枠組みで痩身を考えた場合,体型印象管理予期も対象の種類によって異なる可能性が考えられる。そこで,論文は,体型印象管理予期が対象によってどのように異なるかについて明らかにすることを目的とした。被調査者である若年女性は,買い物場面と海水浴場面の2つの場面における,親密度(友人,知人,他人)×対象の性別(同性,異性)の6種類の対象に対する体型印象管理予期についての回答をおこなった。分析の結果,体型印象管理予期の2側面である体型ポジティブ印象予期および体型ネガティブ印象予期の得点は,それぞれ,海水浴場面が買い物場面よりも高く,また,知人が他に比し高く,そして,異性の方が同性よりも高いことが確認された。そこには,評価の安定性や価値が関係していると考えられた。

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    o_secchan 2018/03/11
  • 痩身願望および痩身希求行動の規定要因──印象管理の観点から──

    Thinness is considered as one type of adornment; as such, it has a psychological function for others. Thus the drive for thinness and dieting were investigated from the viewpoint of impression management. Study 1 investigated a model that the need for approval affects dieting through the outcome expectancies of others' evaluations and the drive for thinness. The results of structural equation mode

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    o_secchan 2018/03/11
  • 架空の浮気場面への予測行動尺度の信頼性・妥当性の検討

    研究の目的は恋愛関係での葛藤時に予測される行動を測定する架空の浮気場面への予測行動尺度Anticipated Behavior Scale for Imaginary Infidelity (ABSII)の作成とその信頼性・妥当性の検討であった。ABSIIの浮気場面として恋人と第三者のデート場面を設定し,現在恋愛関係にある大学生112名に質問紙調査を行った。探索的・確認的因子分析の結果,想定通りABSIIは「攻撃志向」「沈黙志向」「別れ志向」「対話志向」「ライバル志向」の5因子構造を示した。ストレッサーへの認知的評価,ストレス反応,嫉妬深さ,投資モデルとの関連から妥当性を検討すると葛藤状況を重要視する傾向と「攻撃志向」「対話志向」の正の関連,「沈黙志向」の負の関連,ストレス反応と「攻撃志向」「別れ志向」の正の関連,全般的な嫉妬深さと「攻撃志向」「ライバル志向」の正の関連,関係満足感と「対

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    o_secchan 2018/02/22
  • https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjesp/55/1/55_1409/_pdf

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    o_secchan 2018/02/20
    『友人・恋愛関係における関係流動性と親密性-日加比較による検討』
  • 性的マイノリティにおける自尊心維持

    Self-esteem of sexual orientation minority members is not necessarily low, contrary to what might be theoretically expected. An explanation has been offered that self-protective strategies were in use. Instead, it is argued in this paper that sense of social inclusion plays an important role, and two questionnaire studies examined the possibility. In Study 1, 214 members of sexual orientation mino

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    o_secchan 2017/11/19
  • 婚活における結婚の規定要因はなにか

    この論文は,人びとが婚活結婚のための活動)をするとき,どのような要因が結婚を促進したり阻害したりするのかを検討する.これまで,婚活について事例分析は豊富にあるが,計量分析がなかった.そこで,愛媛県の事業であるえひめ結婚支援センターを対象として,約4年間における登録者全員4,779人の推移をデータとした.結婚による退会のハザード率を従属変数としたイベント・ヒストリー分析をおこなった.その結果,(1)男性では,教育・正規雇用・収入という社会経済的地位が高いほど,結婚のチャンスが上昇した.女性では,これら社会経済的地位の効果がなかった.(2)年齢が若いほど,また結婚経験があるほど,男女ともに結婚チャンスが上昇した.(3)他に男性では,身長が高いほど結婚チャンスが上昇した.したがって,男性では働き方を中心とした地位(いわばスペック)が,女性では年齢が,結婚のおもな規定要因となっていた.実践的には

  • ロマンティック・ラブ・イデオロギー再考

    稿の目的は,近代家族の理念の出発点ともいえるロマンティック・ラブ・イデオロギーが,現在どうなっているかを検討することである.ロマンティック・ラブ・イデオロギーの概要をふりかえった後,雑誌記事の分析および別れの語彙の分析から仮説を立てた.(1)ロマンティック・ラブ・イデオロギーは90年代以降に衰退し,(2)代わりに「ロマンティック・マリッジ・イデオロギー」と名付けるべきものがせり出してきている,という仮説である.量的データから,仮説(1)(2)とも検証された.またとくに,ロマンティック・マリッジ・イデオロギーは,若い女性や恋愛機会の多い人に支持されていることも分かった.ただし,ロマンティック・マリッジ・イデオロギーは,恋愛を解放しても結婚は解放しなかった.結婚へのハードルは高いものといえる.

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