Jesse James Garret氏がおよそ20年前に提唱した“The Elements of User Experience”は、日本では通称「UXの5段階モデル」と呼ばれ、長年にわたり多くのデザインの現場で引用されてきました。わたしたちもこのモデルのお世話になっていた立場ですが、新たに「デザインの5段階モデル」と称し、より応用の効きやすいかたちでの再解釈と発展を試みています。今回はGoodpatch流再解釈である「デザインの5段階モデル」について、オリジナル版との違いと発展させた部分、そしてその背景を簡単にご紹介します。 「UXの5段階モデル」(オリジナル)改め、 「デザインの5段階モデル」 (Goodpatch再解釈)と称し、オリジナルからの破壊的変更はなるべく行わずにいくつかの再解釈と発展を試みています。モデルの抽象度合いを5段階に区切る発想とそれぞれの名称はそのまま継承し、特定