バックアップは重要だ。きちんとしたバックアップ対策がなければ、落雷による事故、空港などの公共施設でのノートPCの盗難、ハードウェアの重要部品の予期せぬ故障などが、企業の存続そのものを危うくする事態につながりかねない。 しかし中規模企業は従来、バックアップ対策の管理に関しては難しい立場に置かれている。バックアップ用のシステム、ハードウェア、管理機能は主として大企業ユーザーを対象としているため、これらのソリューションは中堅・中小企業(SMB)にとっては大げさ過ぎるのだ。それに、IT専門部署さえ存在しない企業で、バックアップに何千ドル(場合によっては何万ドル)もの費用を支出する理由を見つけるのは難しい。 しかし、今日の環境では状況が一変した。現在ではどんな企業でも、こういった“保険”に掛かっていた費用の数分の1のコストで、シンプルながらも効果的なデータ保護を実現できるのだ。以下に、SMB向けの効
仕様としての完成度が高まった「流通BMS Ver1.3」 2009年11月に「流通BMS Ver1.3」がリリースされたことは本連載の第1回「流通BMSの先行事例から見えてきた受発注システムの課題」で紹介した。流通BMS Ver1.3では、それまで基本形と生鮮版で分かれていたメッセージが統合され、取り扱い可能な商材は日雑、生鮮、ドラッグからホームセンターまで広がった。これにより、流通BMSの利便性・保守性がこれまで以上に高まり、本格的に普及しやすい仕様として完成度が高まったといえる。 流通BMSのバージョン 導入効果の“見える化” これまで流通BMS導入を検討していた企業の課題となっていたのは、既存のEDI(Electronic Data Interchange)を流通BMSへ切り替えることで自社システムにどのような効果があるのかが分かりづらいことだった。 流通BMSの一般的な導入効果とし
@IT > Insider.NET > 業務アプリInsider > 事例で学ぶWindows Azure実用ポイント > 業務システムでWindows Azureを使うための42の覚え書き 2010年1月4日のWindows Azure正式リリースに伴い、クラウド・プラットフォームWindows Azureに関する話題や実例も、より身近、より具体的になってきた。また、Windows Azure開発に関する情報の公開も活発になってきており、実際に開発を行う機が熟してきた感がある。そういった中で、実際に導入を判断するユーザーサイドに対する説明情報や、事例に関しては不足しており、「実際にどう始めたらよいのか?」「何がこれまでと異なるのか?」と思われている方も少なくないであろう。 そこで本稿では、業務システムをWindows Azureで運用することの可能性や事例および注意事項について説明する。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く